くらし まちづくり市民アンケート調査結果の概要

まちづくりの指針となる市総合計画後期基本計画(計画期間:令和8~12年度)の策定にあたり実施した市民アンケート結果の一部をお知らせします。
※結果の詳細は、市役所1階市政情報コーナー、市HPで閲覧できます。

○市民アンケート
対象:18歳以上の市民2,000人(無作為抽出)
実施時期:昨年10月
有効回収数(回収率):714票(35.7%)

○中学生・高校生アンケート
対象:市内の中学校・高等学校の各2年生全員(高校生の約半数は市外在住)
実施時期:昨年10~11月
有効回収数:854票(中学校470票、高等学校384票)

◆下松市の自慢・優れた点
「まちのにぎわいや買物のしやすさ」、「水や緑などの自然の豊かさ」、「気候の良さ」の3点が市の自慢として割合が高く、中学生・高校生でも「海や山の自然」が市の良いところ(好きな点)の1位となっています。

◆下松市の住みよさ
市の総合的、全体的な住みよさの満足度は、「満足」と「まあ満足」を合わせて約6割を占めます。中学生・高校生では、「住みやすい」と「まあ住みやすい」の合計が71.8%を占め、住みよさを好意的に評価する傾向が強いことが分かります。

◆下松市への誇りや愛着
「大いに」と「多少は」を合わせた「感じる」の割合は73.8%となっています。上記の「住みよさ」の満足度が高い回答をした人ほど誇りや愛着を感じる割合が強い傾向にあります。
中学生・高校生でも「とても」、「まあまあ感じる」というプラス評価が62.3%を占めます。

◆下松市への定住意向
「いつまでも」または、「できれば」を合わせた「住み続けたい」が84.8%を占めます。
中学生・高校生では、「住み続けたい」、「戻ってきたい」という積極的居住希望が34.4%ですが、「必要であれば戻ってもよい」と「まだ分からない」を合わせた半数以上が居住に消極的または、未定となっています。

◆今後の施策の重要度
26項目掲げたまちづくり施策の中で今後重要と思われるものは、「公共交通」、「高齢者や障害者の福祉」、「少子化対策」が特に多く、これらの多くは、現状での満足度が低い項目です。

◆人口減少への対応
少子化対策としては、経済的負担軽減のほか、結婚から子育てまでの一貫した支援の取り組みが重要であることが分かります。
人口の流出抑制と転入促進に向けた有効な方策では、産業振興などによる雇用確保と生活の安心を選択する割合が高く、教育や住宅も居住地選択の大きな条件であることが分かります。

◆転出者が戻る可能性
45%の人が、市外へ転出した家族が「いる」と答え、「いる」場合にその転出者が市へ戻る意思については、(転出者本人の意思でない可能性もありますが)「戻らない」が最も多くなっています。

問い合わせ:企画政策課
【電話】45-1804