くらし 将来世代へ 責任あるまちづくり

~第3次周南市まちづくり総合計画を策定しました~
本市の今後10年間のまちづくりの羅針盤となる、第3次周南市まちづくり総合計画がいよいよスタートします。

■計画策定にあたって
人口減少が急激に進む現代社会では、出生数の激減、止まらない流出人口、高齢化率の上昇などが深刻な問題となっています。さらに、カーボンニュートラルへの取り組みの加速や、デジタル社会の急進展など、社会情勢の変化で市民のニーズや地域課題が多様化・複雑化しています。この状況を踏まえ、総合計画に基づき、市民・企業・行政が強固に連携し、人口減少社会の諸課題に的確に対応し、今を生きる市民だけでなく、将来を生きる市民の幸せを追求する「哲学」のあるまちづくりを進めます。

■計画の構成と期間
▽基本構想(10年)
中長期的な見通しの下、進めていくまちづくりの基本理念やまちの将来像を示すもの
・令和7年度~令和16年度の10年間を計画期間としています。

▽基本計画(5年)
基本構想を実現するための施策の指針で、分野ごとの施策の方向性を示すもの
・令和7年度~令和11年度を前期、令和12年度~令和16年度を後期基本計画としています。

▽実施計画(3年)
基本計画に従って施策を実現するための、向こう3年間の主な事業および財政計画を示すもの
・社会情勢の変化に柔軟に対応できるよう、毎年度見直しを行います。

■まちづくりの指標
国立社会保障・人口問題研究所(以下、社人研)によると、本市の人口は令和32(2050)年に約9万1,000人まで減少すると推計されています。この状況の中、さまざまな施策を展開して人口減少にあらがい、社人研の推計値を少しでも上回り、人口減少社会でも、「住みよい・住み続けたい」と思えるまちをめざすため、次の2つの指標を掲げています。

・人口(定住人口)
13万7,540人〔基準値(令和2年度)〕→12万2,250人〔目標値(令和11年度)〕

・住みよい・住み続けたいと思う市民の割合
73.6%〔現状値(令和5年度)〕→75%〔目標値(令和11年度)〕

■めざすまちの姿
「将来世代へ 責任あるまちづくり」のまちづくりの基本理念を根底に、現世代と将来世代の幸せを常に考え、まちの強みをつくり、そして進化させながら、まちの将来像である「未来を歩む 生命力 満ちるまち」をめざします。
前期基本計画では、まちづくりの各分野に掲げる施策を次の2つの大きな方向性に整理し、共通の目的や使命を持つものを「施策の束」として連携させることで相乗効果を高めていきます。

▽まちの強み進化戦略
まちの将来像へアプローチするための本市独自の手法であり、強みごとに、「進化させる」「育む」「種をまく」の3つに分類し、取り組みを進め、次のステージへ移行させていきます。

▽市民生活を支える基盤強化
道路や上下水道などのインフラや、保健・福祉、防災・安全など、市民の日常生活になくてはならない多岐にわたる分野を指します。満足度の高い先進的な行政サービスを提供することで、市民生活を支える基盤を強化していきます。

※詳しくは「周南市 総合計画」で検索」

問合せ:企画課
【電話】0834-22-8478