くらし 阿武町からは1団体と1個人が受賞 令和7年度山口県農林水産業関係表彰

■農事組合法人「河内」代表 小野眞治(おのまさはる)さん
優れた農林水産業経営の実践や後継者の育成指導、農山漁村地域づくりに向けた情熱のある取組みなど、地域農林水産業の振興に顕著な実績を上げている団体・個人を表彰する令和7年度山口県農林水産業関係表彰式が11月12日に県庁で行われ、阿武町からは農事組合法人「河内」と原勝志(はらかつし)さん(宇生賀中央)が「山口県農林水産振興賞」を受賞しました。
農事組合法人「河内」は、河内地域の農地9割を集積し、集落内の農地の荒廃防止をはじめ、萩酒米みがき共同組合に加入し、酒造好適米「山田錦」を栽培して地元酒造会社と取引するなど、地域活性化に寄与していることが評価されたものです。
原勝志(はらかつし)さんは、ほうれん草の生産において、環境負荷低減を考慮した栽培に努められいるほか、指導農業士として研修受入を積極的に行い、後継者育成に貢献していることが評価されたものです。

▽受賞に寄せて
「この受賞はひとえにJAや山口県農林水産事務所、阿武町等関係機関のご支援・ご指導のおかげであることはもちろんですが、何よりも構成員である地域のみなさんにご協力いただいた賜物です。今後も関係機関にご支援・ご指導を仰ぎながら、地域の皆さんと一緒に引き続き河内の農地を守っていきたいと思います」