くらし 空き家問題の解決をめざして 株式会社ネクスウィルと連携協定を締結

空き家や共有持分などの不動産の買い取り事業を行う「株式会社ネクスウィル」と阿武町が12月3日、役場大会議室で、空き家の流通促進に関する連携協定を締結しました。
これは、町内の空き家等の流通と活用を促進するとともに、空き家等の所有者に対する相談支援を進め、空き家にかかる被害の発生抑制と、空き家等を利用する多様な住まいへのニーズに対応可能な環境の整備に資することを目的としています。
株式会社ネクスウィルは、東京に本社を置き、空き家や登記がなされずに相続が繰り返されてしまい、最終的には所有者が分からなくなってしまった所謂「わけあり」不動産などを買い取り、利権関係の整理を行い売却可能な状態にして販売するサービスを展開しており、阿武町の空き家の流通促進につながることが期待されます。

「売れない不動産をゼロにするというビジョンを抱え、県内では38件の空き家の買い取りの実績があり、阿武町に関してもすでに1件の買い取り実績があります。買い取った空き家を整備して、賃貸物件としても貸し出すことでお試し移住などの促進も図りたいと考えています」
丸岡智幸(まるおかともあき)代表取締役