くらし 令和7年度 丸亀市の予算

■令和7年度一般会計当初予算


※端数調整により計算が一致しない箇所があります。

令和7年度は、新市民会館をはじめとする大手町地区4街区の再編や、教育・保育・体育施設の老朽化対策といった進行中の建設事業が本格化し、一般会計の予算総額は、前年度に比べ80億円(11・6%)増の771億円となり、4年連続で過去最大となりました。
その他、防災対策や、浸水・排水対策、地球温暖化対策などにも引き続き取り組むほか、子どもたちの自立と共生を育み、まち全体で育成していく「人づくり石垣プロジェクト」は、ボートレース事業の収益金を原資とする次世代育成基金を活用して重点的に取り組むなど、「未来を見据え、市民の安心や希望を築く」ための予算編成に努めました。

◆歳入
市税は、定額減税が終了したこともあり、前年度比約11億3300万円(8.4%)増の約146億5300万円、地方交付税は2億円(2.2%)増の94億円となるなど、経常的な一般財源の総額は約279億4300万円と、約12億2600万円(4.6%)の増を見込んでいます。
増大する建設事業の財源を確保するため、繰入金は52億6100万円(51%)増の約155億7600万円、市債は約9億9100万円(7.3%)減の125億6100万円となっています。
また、諸収入は、モーターボート競走事業からの収益収入として30億円を計上し、そのうち、5億円を次世代育成基金に積み立てるほか、建設事業費や公債費の財源として25億円を活用します。

◆歳出
(1)義務的経費
人件費、扶助費、公債費の義務的経費は合計で約296億1800万円、歳出全体の38・4%を占め、前年度比約19億8000万円(7.2%)の増となっています。
そのうち人件費は、給与改定などにより約6億1000万円(6.3%)の増、扶助費は児童手当の拡充などにより約15億2300万円(12・8%)の増、借金返済にあたる公債費は約1億5300万円(2.5%)の減となっています。

(2)その他経常経費など
物件費は、物価高騰の影響のほか、避難所における災害用備品購入、中学校の生徒用パソコンの更新などで約12億6100万円(19・3%)の増、補助費等は高齢者向け帯状疱疹ワクチン予防接種事業の開始などにより約7億6600万円(12・8%)の増、各特別会計への繰出金は約1億7300万円(4%)の増となっています。

(3)投資的経費
投資的経費は、新市民会館建設事業や丸亀城石垣復旧事業、教育・保育・体育施設整備事業のほか、中讃消防指令センターの高機能消防指令システム改修事業など、総額で約269億5600万円と、約60億3200万円(28・8%)の増となっています。
他にも、浸水・排水・耐震対策や市道、公園の整備にも取り組み、安心安全の基盤づくりを進めてまいります。

■重点的施策

■特別会計及び公営企業会計の規模