健康 健康づくり情報 ~健康づくり推進本部からのお知らせ~(1)

■ローソルト(減塩)で血圧ケアはじめませんか
ー若くして亡くなったり、介護が必要になったりしないために、血管と臓器を守りましょうー

◆「減塩」の言葉はよく耳にするけど…どうして減塩しないといけないの?
味の濃いものを食べた後、のどが渇いて水分を取ってしまうことがありませんか。これは塩分を取りすぎたために、体が血液の塩分濃度を一定に保とうとするからです。この働きにより体の水分量が増え、血液量も増えるので、全身の血管が傷んで硬くなっていきます。その結果血圧を上げてしまい、高血圧につながると考えられています。
高血圧(心臓から全身に血液を送り出す圧力が高い状態)になると、心疾患や脳血管疾患になるリスクが高まり、死亡や要介護状態に至ることもあります。ローソルト(減塩)に取り組んで、血管を傷みから守りましょう。

◆クイズで学ぼう 塩分と血圧
▽第1問 次の3つの料理を、塩分が多い順に並べましょう。
A:チャーハン
B:中華そば(汁含む)
C:すし(10貫)(しょうゆ含む)

市販の食品は、栄養成分表示が参考になります。減塩に興味のある人は「えひめご塩慮活動」サイトも参考にしてください。

▽第2問 1食に取ってよい塩分の目安は何グラムでしょうか?
A:男性1.3g 女性1.0g
B:男性2.5g 女性2.1g
C:男性3.6g 女性3.3g

人間の体は1日3gの塩分で生きていけますが、実際には10.1gも取っています。(県民健康調査)
1日の塩分の適正摂取量は男性7.5g、女性6.5gです。高血圧の人は6gを目指して減塩にチャレンジしましょう。

▽第3問 家庭で血圧を測定した場合、高血圧と判断する値は?
A:135/85mmHg
B:140/90mmHg
C:160/100mmHg

心疾患や脳血管疾患になるリスクを予測するには、診察室血圧よりも家庭血圧のほうが優れていることが分かってきました。上の血圧と下の血圧、どちらか一方でも135/85mmHg以上だと、高血圧と診断されます。

◆知っとる?自分の血圧
市民の誰もがより長く元気に過ごせる新居浜市を実現するため、健康づくり推進本部(生活習慣病グループ)では、「高血圧」の発症・重症化予防のための事業を推進します。

▽答え
第1問:B5g→C3g→A2g
第2問:B
第3問:A

問合せ:健康づくり推進本部生活習慣病グループ(国保課)
【電話】65-1219