くらし にいはま市議会だより vol.135(1)

■2月市議会定例会
◆一般質問
3月4日(火)から3月6日(木)の3日間の日程で、15人の議員が一般質問を行いました。紙面では一部の質問を要約して紹介します。各議員の全ての質問内容はホームページでご覧になれます。

◆3月4日(火)
▽自民クラブ(代表質問) 仙波憲一議員(40分)
(1)持続可能な地域社会について
1.人口減少と地域社会
2.地域経営の視点
3.地域経営の戦略
問:人口減少社会において、持続可能な社会を実現させるには、住民と行政が一体となり、開放型内発的発展にのっとり、新しい地域を創出していくことが求められると思うが、所見を伺う。
答:本市が持つ資源や特性に根差した目指す町の将来像と独自の戦略を構築することが重要と認識しており、政策立案においては、対話に基づく市政運営を基本として、地域の声を反映した施策を展開していきたいと考えている。新年度には、市内全校区・地区を巡るタウンミーティングを開催し、市民が真ん中となるような町づくりを進めていく。
(2)こども誰でも通園制度について
(3)自治会活動への支援について
問:地域運営組織の取り組みを評価する中で、現在の地域が大きな変革に対応していくには、行政からの財政支援や人的支援が急務と考えるが見解を伺う。
答:地域運営組織は、地域の自発的な行動などにより取り組むものと考えている。行政の役割としては、地域の課題を解決するため、組織の立ち上げや設立後の持続的な運営のための財政支援、地域での話し合いや活動をサポートする職員の配置、各種事業実施におけるアドバイスなどを行う外部専門家の派遣などの人的支援が必要であると考えている。
(4)大学入学共通テスト会場について

▽みらい新居浜(代表質問) 合田晋一郎議員(40分)
(1)わくわくする楽しい新居浜の未来図について
1.都市機能誘導区域
2.四国新幹線
3.路線バス再編計画
(2)人口減少対策について
1.子育て支援の充実
2.地域経済の活性化
問:地域経済の活性化に向けて、トップセールスに加え、人材確保や新たな連携について、具体的にどのように取り組むのか伺う。
答:市産品の流通・販売対策、企業立地や誘客促進などを推進する(仮称)にいはま版営業本部の発足を目指しており、発足後、市内企業と連携しながらトップセールスを行う。人材確保については、市内高等学校との連携を強化し、合同企業説明会への参加者増加に努める。また、多様な力を借り、本市産業の担い手へのアプローチ方法を模索し、市外からの人材確保も含めた担い手支援に努める。
3.ジェンダーギャップの解消
問:若者や女性の市外流出を抑制するために、市として、また民間において、男女の性差によって生じる格差の解消を根付かせていくためにどのように取り組むのか伺う。
答:公民館での出前講座などを通じて、市民のジェンダー平等意識の向上を図りたいと考えている。また、先進の取り組み事例を紹介するなど、事業所を積極的にサポートし、ジェンダーギャップの解消を図り、女性の能力が発揮され、輝くことができるまちづくりの推進に努める。
(3)防災能力の強化について
(4)夜間中学について
(5)建築行政について

▽公明党議員団(代表質問) 黒田真徳議員(40分)
(1)歳入確保戦略について
(2)次期ごみ処理施設の整備について
問:更新の時期が近づく本市の清掃センターの焼却施設だが、高額な経費を要するごみ処理施設の整備、運営において、西条市との広域化、集約化についての所見を伺う。
答:少子高齢化、人口減少が大きな課題となる中、ごみ処理施設に限らず、さまざまな面で広域連携を進めていくことが重要であるが、両市とも市長が交代したこともあり、これまでの経過などを踏まえ、それぞれで内部検討を進め、方向性を確認することとしている。今後については、西条市の状況を注視しつつ、本市の方向性をできる限り早期に判断したいと考えている。
(3)居住誘導によるコンパクトシティーについて
1.学校編成
2.上下水道設備
(4)がん予防、がんとの共生について
問:がんになっても安心して生活し、尊厳を持って生きることのできる地域共生社会の構築に向け、ウィッグや胸部の補正具購入費用の補助について所見を伺う。
答:現時点では費用助成は行っていないが、治療を継続しながら社会生活を送るがん患者が増加していることから、アピアランスケアについて、国や県の動向、県内他市町の状況を参考に調査研究し、がん患者が治療と日常生活を両立し、尊厳を持って生活できる地域共生社会の構築を目指したいと考えている。
(5)シニアカーについて
(6)高齢者の特殊詐欺被害防止について