- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県大洲市
- 広報紙名 : 広報おおず 2024年12月号
三善地区の強みは、地区内のまとまりが非常に良いところです。以前から自治会が主導し、さらに4人の総代がまとめ役となって地区運営を行ってきたこともあり、新体制となった現在もスムーズな運営ができています。
ここ数年は、コロナ禍の影響で住民同士の交流の機会も激減、その関係性も希薄になってしまうと不安に感じていました。しかし昨年、6年ぶりに盆踊り大会・ふるさとまつりを復活したところ、住民一人一人がそれぞれの立場で協力・活躍し、大いに盛り上がりました。
今後も先人が作り上げた住みよい三善地区を受け継ぎ、住民がお互いの意見や考えを自由に交換し合える環境づくり、時代に合った地域づくりをしていきたいと考えています。
(三善自治会 窪田亀一(かめいち)会長)
■自主防災活動「小学生向け自主防災学習」~防災力のさらなる向上を目指して~
自主防災の取り組みが盛んな三善地区。災害・避難カード(防災カード)を活用した活動が認められ、令和2年には「防災まちづくり大賞総務大臣賞」を受賞しました。現在も自主防災組織本部長を中心に、地域住民の防災意識を高める取り組みを定期的に行っています。
また、子供のうちから地区や防災について興味・関心を持ってもらいたいとの思いから、地元の小学生向けに防災学習を実施しています。今年度は、非常食の試食体験や避難所設営の体験を行い、子供たちからは「食べ物があって安心した」、「防災倉庫の中を初めて見た」との感想がありました。
三善地区では年代に関係なく、万が一の備えとして防災に関する知識を持っておくことは大切だと考えています。そして住民同士のつながりが強くなれば、より一層防災力も高まると思い、住民同士が集まってざっくばらんに会話をする機会を作り出すため、新しい事業も計画中です。
災害時、自分の身は自分で守り、地区の人たちで助け合う行動を徹底できるよう、今後も地区ぐるみで防災意識を高める活動を継続していきます。
〇三善地区イメージキャラクター「みよぽん」
三善地区を盛り上げようと、地区内でデザインを公募し、平成30年に誕生した「みよぽん」。小学校やコミセン、地域の行事などのホームページや印刷物、グッズなどで活躍中です。そのかわいらしい姿は、三善地区の親しみやすさのアピールや地域おこしに一役買っています。
みよぽんの頭の上には、三善地区の象徴でもある一本杉があり、頭のハチマキには三善の「三」、体には「善」が入っています。名前は三善の「みよ」を取り、なじみやすいように「ぽん」を付けました。
問い合わせ先:地域振興課地域自治推進係
【電話】0893-57-9989