- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県大洲市
- 広報紙名 : 広報おおず 2025年5月号
■住まいの耐震化
地震が発生した場合、古い木造住宅は非常に危険です。市では、木造住宅の耐震診断、設計、改修にかかる費用の一部を補助しています。
(1)耐震診断
〇対象
昭和56年5月31日以前に着工された一戸建て木造住宅で2階建て以下、延べ床面積が500平方メートル以下で、構造が一定の要件を満たす工法の耐震診断
〇申請者負担額
・派遣制度…無料
・補助制度…最大4万円(費用の3分の2以内)
(2)耐震改修設計
〇対象
(1)の耐震診断を受け、耐震性がないと判断された、地震に対して安全な構造とする耐震改修設計
※評価委員会などにて耐震改修計画の評価を受けたものに限る
〇補助金額
・最大20万円(費用の3分の2以内)
※評価にかかる費用も含む
(3)耐震改修工事
〇対象
(2)の耐震改修設計の規定に基づいて行う耐震改修工事
〇補助金額
・最大115万円(費用の5分の4以内)
※耐震改修工事に直接関係しないリフォームなどは対象外
(4)耐風改修工事
〇対象
(3)の耐震改修工事と併用して行う瓦屋根の改修工事
※建築士や瓦屋根診断技師などが行う耐風診断を受けた住宅に限る
〇補助金額
・最大55.2万円(費用の100分の23以内)
※耐風診断費用は対象外
(5)耐震シェルター設置工事
〇対象
(1)の耐震診断を受け、耐震性が無いと判断された、大地震時に住宅の倒壊から命を守る耐震シェルターの設置工事
〇補助金額
・定額40万円
■ブロック塀などの安全対策
地震によるブロック塀などの倒壊から人命を守り、安全な避難路を確保するため、危険なブロック塀などの除去または建て替えにかかる費用の一部を補助しています。
〇対象
安全対策が必要と診断され、避難路沿道などに面するブロック塀など
(注)補強コンクリートブロック造、組積造(れんが造、石造、コンクリートブロック造)
※申請には施工業者の点検結果(点検表)が必要
〇補助金額
・最大30万円(費用の3分の2以内)
※費用は1m当たり8万円を限度
■危険空き家の除却対策
安全安心な生活環境の確保および良好な地域景観の保全並びに災害の防止を図るため、危険な空き家の除去にかかる費用の一部を補助しています。
〇対象
主として居住の用に供する建築物(倉庫、車庫、その他の建築物が附属する場合は、それらの建築物を含む。)であって居住その他の使用がなされていないことが常態であり、下記の条件を満たすもの
(1)構造の腐朽・破損が著しく危険であり、住宅地区土地改良法に基づく建物の不良度判定が100点以上となるもの
(2)建物が2戸以上立ち並ぶ道路の沿道にあること
(3)倒壊すれば前面道路を塞ぎ、避難などに支障をきたす恐れがあるもの
〇補助金額
・最大80万円(費用の10分の8以内)
※建物内の家財道具などの処分費用や建物撤去後の舗装工事費用、庭木などの伐採費用などは対象外
受付期間:令和7年4月1日(火)~令和8年1月30日(金)
・各補助金は予算が無くなり次第終了します。
・申請を希望する場合は事前にご相談ください。
・各補助事業実施前に、市への補助金申請が必要となります。
・各補助件数には上限があります。
問い合わせ先:都市整備課建築係
【電話】0893-24-1719