くらし 【消費者啓発】日頃から怠らないで!窓やベランダの安全確認

■相談事例
〇マンションの1階にあるポストを見に行った間に、3歳の子供が3階のベランダから転落した。ベランダへの窓は閉めていたが鍵はかけておらず、ベランダの柵の下に台や植木鉢を置いていた。肝臓損傷の疑いで入院となった。
〇1歳の子供が2階の部屋のソファによじ登って窓の網戸を突き破り、網戸ごと3m下の芝生に転落した。明らかな外傷は見られなかったが、経過観察のため入院した。
〇子供部屋の窓を開け、網戸を閉めて別室の掃除をしていた。7歳の子どもが網戸を背にして窓枠に腰掛け寄りかかったところ、網戸が外れて5m下のコンクリートに落ちた。全身打撲と内臓損傷の疑いで入院した。

■アドバイス
〇子供は何でも踏み台にして登れそうな所には登ってしまいます。ベランダや窓の近くには足場になるようなプランター、ソファ、ベッドなどを置かないようにしましょう。特にエアコンの室外機の置き場所には工夫が必要です。
〇ベランダや、窓を開けた部屋では小さな子供だけで遊ばせないようにしましょう。短時間でも小さな子供を一人きりにしたり、子供だけで留守番させたりしないようにしましょう。
〇ベランダへの出入り口や窓に鍵をかけたり、子供の手の届かない所に補助錠を付けたりするなど、子供の発達に応じて転落を防ぐ環境を整えましょう。窓、網戸、ベランダの手すりなどに不具合がないか定期的に確認しましょう。

消費生活に関する相談窓口
大洲市消費生活相談窓口【電話】0893-24-1790
愛媛県消費生活センター【電話】089-925-3700
消費者ホットライン【電話】188(いやや!)