健康 お元気ですか

■うす塩でおいしく、健康に 今日から始める減塩生活
◇塩分の取り過ぎに注意
食塩は食べ物の消化を助けるなど、体の機能維持に欠かせません。しかし取り過ぎは高血圧の原因となり、動脈硬化を招いて脳血管疾患や心臓病などになるリスクを高めます。また腎臓に負担がかかり腎不全になると、人工透析や腎臓移植が必要になる場合もあります。

◇目標は30パーセントカット
「令和4年愛媛県県民健康調査」によると、20歳以上の食塩摂取量の平均は、一日当たり男性が11g、女性が9.4gでした。一方、厚生労働省が掲げる「日本人の食事摂取基準」(2025年版)の目標値は、男性7.5g未満、女性6.5g未満で、高血圧の予防や治療には6g未満が望ましいとされています。目標達成のため、次のポイントを押さえて上手においしく減塩しましょう。

◇おいしく減塩できる食材の食べ方・選び方
・新鮮な旬の食材を選ぶ
・購入前に栄養成分表示の「食塩相当量」を確認
・だしを利かせて、うま味をプラス
・香味野菜や香辛料、酸味でアクセントを
・汁物は具沢山にして、一日1杯まで
・調味料は適量を使い、卓上には置かない
・麺類の汁は飲み干さない

●まず、あなたの摂取量をチェック
愛媛県では減塩の取り組み「ご塩慮(えんりょ)活動」を推進しています。右のQRコードを読み取ると、自分の食塩摂取量を簡単に計算できます。ぜひご活用ください。
※詳細は本紙参照