子育て NEWS and NEWS まちのニュース 特別編(2)

●カヌー Canoe
第41回全国高等学校カヌー選手権大会準決勝進出/大洲高等学校カヌー部

○部員同士で支え、高め合えるチーム
奥本 真里亜(まりあ)さん(大洲高2年)〔宿茂〕
4人乗りのカヤックで去年に続き出場しました。全国の壁はまだまだ高かったけれど、この一年で力をつけ、自分のベストに近いものは出せたと思います。キャプテンとして、競技でも私生活でもしっかりした姿を見せないとという気持ちがあったのも、ここまで頑張れた理由の一つかもしれません。
今年は初めて先頭を任され、全体をリードする難しさも面白さも知りました。考えるべきことも多いけれど、4人の息が合ったときは楽しくて爽快です。部員同士で頑張る姿を見て「負けていられない」といつも思わせてくれます。互いに高め合える、いいチームだなと感じます。

○「これだけやった」自信を持って攻める
加藤 はるさん(大洲高2年)〔長田〕
3年生がいない今年は「挑戦の年」。フォアもシングルも全然かなわず、先輩たちが積み重ねてきたインターハイ連続入賞の伝統も途絶えてしまい――今のままじゃだめだと痛感しました。でも先生には「経験できたことを大切にしよう」と言ってもらい、次、大事な場面で勝てる自分を目指そうと思えるようになりました。
乗れば乗るだけ成長できたこれまでと違い、今は1秒を縮めるために努力が必要です。3年生になる来年はもう「次がある」という言葉は「これだけやった」自信を持って攻める使えません。これだけやったのだから絶対に大丈夫、と自信を持てるように練習して、「攻め」のレースで自分の力を出し切りたいです。

○「自分に負けない」従姉の言葉を胸に
中原 夏音(かのん)さん(大洲高2年)=内子3=
片膝をついて漕ぐカナディアンの格好いい姿に憧れて、カヌーを始めました。艇のバランスを取るのが難しく、まっすぐ進むだけでも大変。女子はまだ競技人口が少ないけれど、全国大会の高いレベルを経験できたことは、緊張以上にとても大きな刺激になりました。
私が一番影響を受けているのは、全国6位に入賞したこともある従姉の存在です。2つ年上で、一緒に練習をしてアドバイスをくれることもあります。「自分に負けるな」「最後は気持ち」「自分に負けない」従姉の言葉を胸にが彼女の口癖。結果を残しているからこそ響きます。私もその言葉を胸にインターハイ入賞を目指して、彼女を超える記録を残したいです。

◇出場種目および選手
・女子カヤックフォア 500メートル、200メートル
奥本真里亜、加藤はる(準決勝進出)
・女子カヤックシングル 500メートル、200メートル
加藤はる
・女子カナディアンシングル 500メートル、200メートル
中原夏音(準決勝進出)

■-Wishing you the best!-頑張る皆さんを応援します
内子町の応援金・激励金交付事業

内子町ではスポーツや文化など、さまざまな分野で活躍する皆さんを応援するため、全国大会や国際大会の出場者に、応援金などを交付しています。大会の開催前に申請手続きが必要です。出場が決まったら、まずは係までお問い合わせください。
●共通事項
対象の大会:
・国などが主催または共催する全国規模の大会で、県大会などの予選を経て出場するもの
・国内の予選を経て出場する国際大会

●内子町がんばる子ども応援金
対象者または団体:
・個人…町内に住む未就学児、小・中学生、高校生
・団体…町内の小・中学校、高等学校に所属する団体
応援金の額:
・全国大会 個人1万円、団体10万円以内
・国際大会 個人3万円、団体30万円以内

●内子町スポーツ大会出場激励金
対象者:町内に住む人(高校生以下を除く)
激励金の額:
・全国大会1万円
・国際大会3万円
※申請書の入手や詳細の確認は、内子町ホームページでできます。
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申込・問合せ:内子町教育委員会自治・学習課生涯学習係
【電話】0893-44-2114