くらし うちこ往来

■迫力のサウンドと俊敏な動きで魅了 大洗高校マーチングバンド部が公演
茨城県立大洗高等学校マーチングバンド部「BLUE HAWKS(ブルーホークス)」のコンサートが7月27日、城の台公園体育館で開かれました。オープニングの『水戸黄門のテーマ』に続き、『シングシングシング』や『ビートルズメドレー』などを行進しながら演奏。合唱やカラーガードによる演技も行われ、高校生たちの息の合った動きに、約350人の来場者から大きな拍手が送られました。

■特性を理解し、適切な支援を――子どもを支えるヒントを学ぶ夏季セミナー
内子町特別支援連携協議会主催の夏季セミナー「ことばとコミュニケーションの発達支援」が7月29日、共生館で開かれました。講師は言語聴覚士の富田朝太郎(あさたろう)さん。発達障がいのある子どもを支援する際、特性や背景を理解する大切さを語りました。富田さんは「支援現場で重要なのは、情報共有と対応の統一。学びを自分だけで留めず、他の人にも伝えてほしい」と呼びかけました。

■世界に一つ、自分だけのデザインが完成個性きらめく「サイン作成ワークショップ」
多くの著名人が訪れる内子座楽屋にちなみ、サイン文化に親しむ特別ワークショップが7月29日、内子自治センターで開かれました。参加者はご署名ネット代表の守屋祐輔(ゆうすけ)さんに「サインは自分を表現し、証明するロゴマーク」と教わり、オリジナルのデザインを制作。内子中美術部の大野芽衣(めい)さん〔東沖〕は「大きなイニシャルのMがポイント。自分の作品にも使いたい」と満足そうでした。

■心に響く和楽器の音色 合併20周年記念コンサート開催
内子町合併20周年記念公演「和楽器ユニットおとぎコンサート」が8月3日、共生館で開かれました。大瀬地区出身の邦楽家・折本慶太(けいた)さんらメンバーが内子町で共演するのは4年ぶり。箏(こと)や琵琶、尺八など多彩な和楽器で『リンゴ追分』や『シルクロード組曲』を披露しました。後半には語りを交えた音楽劇もあり、優美な調べで約500人の観客を魅了しました。

■身近な温暖化対策、その効果は――全国で広まる「打ち水大作戦」内子版を初開催
自然の力で涼を得る「打ち水大作戦」が8月3日、五十崎凧博物館で行われました。参加者は水が循環する仕組みや打ち水の風習について学んだ後、竹で水鉄砲を作り、打ち水に挑戦。びしょ濡れになりながら、敷地内の熱く焼けた地面に何度も水を飛ばしました。渡部太陽(たいよう)さん(小学5年)〔松前町〕は「初めてだったけれど、思った以上に涼しくなってびっくり」と笑顔でした。

■中学生14人がまちづくりへ提言 未来への思いを語る「こども議会」
中学生が議会を模擬体験する「こども議会」が8月4日、議会議事堂で開かれました。町内4校の代表生徒14人が「こども議員」となり、理事者らへの一般質問を体験。小中学校の統廃合や大瀬地区の魅力化など、まちづくりへの質問や意見を伝えました。最後に泉浩壽(ひろとし)内子町議会議長は「皆さんの声を受け止め、元気あるまちづくりに生かしたい」とあいさつしました。

■「ねえ、その電話大丈夫?」内子高校生が詐欺防止うちわで啓発
大洲警察署が管内高校生と制作する特殊詐欺防止うちわがこのたび完成しました。内子高校美術部4人は計8種のイラストを制作。完成品は部員や大洲地区防犯協会職員、大洲地区少年警察協助員らが、内子笹まつり会場で配布しました。「『必ずもうかる話』ありません!」などのメッセージ入りのうちわを来場者に手渡し「いろいろな詐欺があるから、気を付けて」と注意を促しました。

■技あり、力あり、土俵際の攻防あり 子ども力士が見せる大人顔負けの大一番
「第19回内子町子ども相撲大会」が8月8日、共生館で開かれました。町内の小学校6校から約60人が参加し、団体戦と個人戦で対決。高学年団体の部の決勝戦では、粘る五十崎小を勢いで上回った天神小が2対1で勝利し、優勝杯を手にしました。泉清一(せいいち)審判長は「勝つ喜びも負ける悔しさも大切に。相撲を通して人の痛みが分かる人になってほしい」と思いを伝えました。

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