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■子どもたちに安心でおいしい給食を 食物アレルギー対応に関する研修会
学校給食のアレルギー事故防止研修が8月29日、共生館で開かれ、町内の小・中学校や幼稚園、給食センター職員など約180人が参加しました。6月に町内で発生した食物アレルギー事故を受けて、再発防止に向けて実施したもの。林純司(じゅんじ)教育長は「再発防止の取り組みに終わりはない。不断の努力で、子どもたちに安全でおいしい給食を」とあいさつ。続いて愛媛県教育委員会教育指導グループの折井智栄(ちえ)さんが講演し、参加者は各現場での具体的な対応ルールなどを再確認しました。

■健康に関するその噂は本当――?健やかな自分へと意識を高める一日
「健康まつり2025」が9月6日、共生館で開かれました。高池健康づくり優良者表彰では、日々健康づくりに取り組む5人が表彰されました。続く記念講演では、愛媛大学医学部附属病院第三内科医師の中口博允(ひろのぶ)さんが登壇。生活習慣病に関する最新情報などを、「中高年の肥満は基礎代謝の低下が原因?」「電子レンジ加熱は栄養素が壊れる?」などのクイズ形式で解説しました。他にも脳年齢測定、内子町食生活改善推進協議会によるバザーなどもあり、健康意識を高める一日となりました。

■地域を超えた獅子舞の共演 宜野座村を迎えて伝統芸能まつり
「第11回内子町伝統芸能まつり」が9月21日、共生館で開かれました。町内外の伝統芸能の保存団体などが集う催し。今回は「獅子舞」をメインテーマに、内子町の姉妹町村である沖縄県・宜野座村から、松田区芸能保存会と宜野座区二才(にーせー)団が参加しました。宜野座村の當眞淳(とうまあつし)村長は「52年間、文化や人材などさまざまな面で交流が続いてきた。今日は沖縄の獅子舞も楽しんで」とあいさつしました。沖縄獅子舞は前転などの豪快な演舞を披露。三線やほら貝の生演奏が響き、会場は琉球ムードに包まれました。
内子町からは寺村獅子舞や伊予万歳などを上演。約200人の観客が文化交流と伝統芸能の魅力を味わいました。