文化 大草履・大般若

大般若とは、平安時代(794~1191年)頃から続いていると言われている行事です。
お寺に保管している大般若経600巻を、僧侶が各地区に出向いて奉読し、地区の繁栄・五穀豊穣・家内安全・疫病退散を祈願しています。

※詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。

・下記は大草履のある場所。(地区に2ヵ所あるところもあります。)
(1)大浜、(2)大浜、(3)河内、(4)湊浦、(5)中浦、(6)伊方越、(7)亀浦、(8)川永田、(9)川永田、(10)豊之浦、(11)九町、(12)二見・九町(13)二見、(14)足成、(15)塩成、(16)塩成、(17)大江、(18)志津、(19)川之浜、(20)大久、(21)神崎、(22)神崎、(23)釜木、(24)平礒、(25)二名津

湊浦地区では、公民館に20人ほどの方が集まり、古くから続いている風習が毎年継続しています。オオヒトさまの草履などと呼ばれ、魔除けとして毎年1月に作られます。稲わらを梳いて整えてから、草履の土台に巻き付け草履を編んでいきます。出来上がった大草履を和尚さんが空中でバラバラと経本を広げながら、100巻の大般若経を奉読し、その後お経を櫃にしまい、町内各所を順番に周り、櫃の下をくぐることで地区の繁栄・五穀豊穣・家内安全・疫病退散を祈願します。