文化 The Strawberry Schooner

■ジョンソン アンドリュー・ブレイディ
Spring Shenanigans(スプリング シェナニガンズ)

高校生の時、毎朝放送がありました。普段は何の変哲もないものでした。校内放送のスピーカーがパチパチと音を立て、興味がなさそうな生徒が昼食の献立やバスの出発時間、放課後のクラブ活動などを伝えるだけでした。ところがある日、校内放送でとんでもないことを告げられました。「何か特別な被害があったため、学校は一時的に閉鎖されることになりました。少なくとも1週間は授業も宿題もありません。」というのです。すぐ家に帰れるので、私たちは有頂天になりました。しかし、私たちは重大なことを忘れていました。その日は4月1日ということを。
エイプリル・フールをご存知でしょうか?アメリカでは、そして多くの国々でも、4月1日はいたずら、虚偽、悪ふざけをする(非公式な)日と認められています。その時の休校の発表は、校長先生の思いつきでした。
やはり噓だとわかり、私たちはがっかりしましたが、感謝の気持ちもありました。一瞬でも日常生活から解放されるのは楽しかったからです。もちろん、いたずらが本当に苦痛を与えるものであれば、やる価値はありません。しかし一方で、温かさや喜びを分かち合える感覚があれば、騙されるのも楽しいものと思います。エイプリル・フールに騙される瞬間には、少しでも童心に返り、青春の季節と呼ばれる春との調和を感じられるかもしれません。
私はエイプリル・フールが大好きで、それがもたらす陽気さも好きです。しかし、この記事ザ・ストロベリー・スクーナーは100%真実にこだわります。エイプリル・フールの嘘などがここに掲載されることは決してありませんので、ご安心ください。ところで、この機会に僕のドリームプロジェクトを発表したいと思います!伊方町の使っていないみかんのモノレールをすべて高速ジェットコースターに改造することです。どうぞご期待ください!