- 発行日 :
- 自治体名 : 高知県四万十市
- 広報紙名 : 広報しまんと 令和7年8月号
■熱中症にご注意ください!
日本では、毎年1,000人以上の方が熱中症で亡くなっています。県内でも年間約10人の方が亡くなっており、市民病院においても毎夏多くの患者さんが熱中症の症状で来院されています。
熱中症は「環境」「からだ」「行動」の3つの要因により起こります。少しでも体調に不安があれば、ぜひお気軽に市民病院にご相談ください。
◇熱中症の対処方法(応急処置)
・熱中症を疑う症状があり、呼びかけに応じなければ直ちに救急車を呼びましょう。服をゆるめ体を冷やすことも大切です。脇や首に氷水をあてたり、霧吹きで水をかけて扇風機を使うと、気化熱で効率よく体温を下げることができます。
・意識がある場合は水分補給をしましょう。大量に汗をかいている場合は塩分の入ったスポーツドリンクや経口補水液がおすすめです。少しでも体調が悪いと感じたら病院をご受診ください。
(内科診療医師 西尾 美紀)
問合せ:市民病院 内科
【電話】34-2126