- 発行日 :
- 自治体名 : 高知県越知町
- 広報紙名 : 広報おち 2025年7月号
よそもん通信とは、固定概念なくまちの魅力に気付くことができる地域おこし協力隊を「よそもん」と置き換え、その活動内容を町民の方々に広く知ってもらうためのものです。
■越知での新しい生活 マツオカ(観光振興)
越知町に来て約3カ月が経過しました。実に久しぶりの単身生活ですが、とっても楽しく生活しています。私は役場近くに住んでいますが、徒歩圏内で用事が足りるので不自由なく暮らしています。
こちらに来て思ったことですが、今まで住んでいた群馬県と比較すると季節が2週間から1カ月ほど早く進んでいるように思えます。
まず驚いたことは、3月末に仁淀川に天然遡上(そじょう)のアユが泳いでいること。今年は遡上が良いようで、アユが泳いでいる姿を見ていると幸せな気分になれます。
4月には田植えが済み、ツバメが巣を作り、クマバチが飛んでいました。群馬県よりも温暖な地域なのは間違いありませんが、暑いかといえばそんなこともなく非常に心地よくて過ごしやすく感じます。
観光振興という業務についてですが、GWに浅尾沈下橋にて観光客の皆さんからアンケートを取らせてもらいました。沈下橋を目当てにくる観光客が多く、仁淀川流域は、にこ淵に次ぐ観光名所というように感じました。私自身も初めて沈下橋を見た時は感動しましたし、皆さん満足されているようでした。
ただ、ほとんどの観光客が初めての人たちであり、いかにリピーターを増やすか、どうやって越知町経済に貢献させていくかが課題のように感じています。
協力隊の任期終了後の定住のためにも、地域の人たちとのふれあいは大切にしたいと考えているので、草刈りや農作業、地域清掃、飲み会などに参加させてもらいました。その中で皆さんから地域の話を聞かせてもらうのがとても楽しみになっています。
高知県内では、5月にアユ釣りが解禁になっている地域があり、早速行ってきました。私にも釣れるアユがいて良かったです。