健康 健康福祉課より(4)

■〈INFO 07〉65歳以上の人へ高齢者補聴器購入費用の助成を始めます
耳が聞こえにくくなると、耳から入る情報が少なくなり、脳への刺激が減って認知症につながりやすくなるといわれています。また、耳が聞こえにくいと、人との会話や人中に出向く機会を避けがちになり、フレイル(加齢に伴って身体的機能や認知機能が徐々に低下した状態で、介護を要する状態の一歩手前の状態)にもつながりやすくなります。「聞こえにくさ」を軽減して、社会参加が継続でき、認知症の発症リスクを軽減できるよう補聴器購入費用の一部を助成します。
▽対象者
以下のすべてを満たす者。
(1)65歳以上の村民(グループホームや施設入所している者を除く)。
(2)村税等を滞納していない者。
(3)聴覚障がいによる身体障害者手帳の交付を受けておらず、補装具費支給制度による補聴器の交付を受けられない者。
(4)両耳聴力が40dB以上70dB未満であって、補聴器を使う必要があると耳鼻咽喉科医師から証明が得られる者。
ただし、医師が補聴器の使用の必要性を認めた場合は、両耳聴力が40dB未満も対象とします。
(5)過去に本事業を利用したことがない者。
▽助成内容
・補聴器本体1台分の購入費用を助成(上限額3万円)。ただし、購入した費用の額と3万円のいずれか低い額を助成します。
※診察料、検査料等の受診費用、修理、保守、電池交換、文書料、付属品等の費用は対象外です。
※助成決定前に購入した機器は対象外です。
▽手続きの流れ
[1]役場健康福祉課で助成金交付申請書類等をもらう。
[2]耳鼻科を受診し、申請書内の「医師による証明」を記入してもらう。
→受診時に「補聴器購入より治療を優先したほうがいい」、「障害者手帳を取得できる状態である」等の助言を受けた場合は、医師の指示に従ってください。
[3]補聴器販売事業者が作成した補聴器本体の購入費用額が分かる見積書を取得する。
[4]役場に申請書類を提出する。
〈提出書類〉
(1)医師による証明のある助成金交付申請書
(2)補聴器販売事業者が作成した見積書
[5]役場から交付決定通知が届く・補聴器を購入する。
→申請書類審査後、条件を満たしている場合、2週間以内に交付決定通知を送付しますので交付決定日以降に補聴器を購入してください。
※見積書を作成した補聴器販売事業者に、一度全額支払い購入してください。
※購入の際に販売店で領収書を作成してもらってください。
[6]助成金請求書に領収書等を添えて提出してください。
→審査後、条件を満たしている場合、村が指定口座に助成金を振り込みます。
▽その他
耳の聞こえに関するアンケート(購入時及び購入から1年後)に協力をお願いします。

問い合わせ先:健康福祉課
【電話】24-5197