文化 市文化賞・市民文化活動功労賞・市文学賞 受賞者を紹介します

(敬称略)

◆市文化賞
芸術を中心とした本市の文化向上発展に貢献し、特にその功績が顕著な個人・団体に贈られます

▽河原 抄子(53)/邦楽(箏・十七絃)
伝統的な古典曲から現代のモダンな箏曲(そうきょく)まで、国内外で長年にわたり演奏活動を行い、後進の育成にも多大な力を注いだ。

▽鈴木 結生(23)/文学(小説)
小説『ゲーテはすべてを言った』で第172回芥川龍之介賞(2024年下半期)を初ノミネートで受賞するなど、活発な創作活動を行った。

▽竹中 優子(42)/文学(小説、詩、短歌)
歌人や詩人としての活動のほか、小説『ダンス』で芥川賞にノミネートされるなど、ジャンルを問わず数々の賞で実績を収めた。

▽中村 弘峰(39)/美術(伝統工芸)
博多祇園山笠の舁山(かきやま)や、大名ガーデンシティのモニュメント『大名の大狛犬(おおこまいぬ)』など、地域に根付いた制作活動を続けている。

◆市民文化活動功労賞
市民文化を育てる活動を通じて、潤いのあるまちづくりに貢献し、特にその功績が顕著な個人・団体に贈られます

▽社会福祉法人JOY明日への息吹 障害福祉サービス事業所JOY倶楽部/地域に根ざした文化活動
「JOY倶楽部(ジョイクラブ)ミュージックアンサンブル」の音楽活動と「アトリエブラヴォ」のアート制作活動により、音楽・美術分野の向上発展に寄与した。

▽特定非営利活動法人ティエンポ・イベロアメリカーノ/文化交流に基づいた国際的相互理解や交流の促進
各種文化講座や、海外からミュージシャンやダンサーを招いたイベント等の企画・運営を行い、異文化理解の促進と国際交流の向上発展に寄与した。

◆市文学賞
市および福岡都市圏で文学活動を続け、特に優れた功績を挙げた個人に贈られます

▽田中 青(73)/小説
作品名『ささら橋』

▽野見山 悠紀彦(77)/小説
作品名『源重郎世事手控 袖の下』

▽泉水 雄矢(42)/詩
作品名『unbox/開けてはならない』

受賞記念作品集を市総合図書館(早良区百道三丁目)および各分館で貸し出します。
※作品集は情報プラザ(市役所1階)などでも閲覧できます。

各賞の受賞理由など詳細は、市ホームページ(「福岡市 市文化賞・市民文化活動功労賞」または「福岡市 文学賞」で検索)に掲載しています。

問い合わせ先:文化振興課
【電話】092-711-4665【FAX】092-711-4354