- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県田川市
- 広報紙名 : 広報たがわ 令和7年12月1日号
◆シン・タガワ
・個人質問
村吉 勇介 議員
※村吉議員の「吉」は環境依存文字のため、常用漢字に置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
◇小中学校における不登校問題
問:市内小中学校の児童生徒数と不登校児童生徒数について問う。
答:児童生徒数3373人。昨年度の不登校児童生徒数は289人。
問:不登校の解決に向けた対策について問う。
答:不登校の未然防止として、魅力ある学校づくりや早期アプローチを重視した不登校対策校内支援充実事業を行っている。不登校児童生徒への対応として、適応指導教室での個別支援、学校内の教育支援センターにおける学習支援等を行い、保護者に対しては、家庭訪問等で情報共有、情報提供を行っている。さらに今年度からこころの相談窓口を開設し、相談員が児童生徒だけでなく保護者からの相談にも対応している。
問:適応指導教室や校内教育支援センターの課題について問う。
答:適応指導教室は、部屋のスペースや指導員の不足、校内教育支援センターは、学習環境や教員配置等に課題がある。児童生徒一人ひとりの状況を把握し、持続可能な取り組みを実施していく。
問:民間のフリースクール等との連携や利用者の費用助成について本市の見解を問う。
答:フリースクール等と情報共有し、フリースクールへの登校を出席扱いにするなど、連携が必要であると考える。保護者負担金に対しての補助等は現在実施していないが、他市町村の状況などを調査したい。
◇田川地区広域環境衛生施設組合の違法行為
問:田川地区広域環境衛生施設組合が、し尿処理業者に対して行った不許可処分や許可取消処分について、その処分を取り消す旨の判決が出されたことを、本市は把握しているか。また、その判決を受けての組合の対応について問う。
答:判決が出たことは新聞等の報道により把握している。判決を受けて以降、組合議会が開催されていないため、その件について組合議会への報告は行われていない。
《要望》
本市は当該組合の構成団体であるにもかかわらず、判決についての報告がなされないのは、組織の体制として正常ではないと考える。現在、斎場組合や消防組合と統一化する検討がなされているが、違法行為を行うような組合との統一化には賛成できない。組合に対して詳細な説明を求め、本市議会にもその対応や改善策について報告することを強く要望する。
◆シン・タガワ
・個人質問
辻 智之 議員
◇外国人との共生施策
問:本市における外国人居住者の実態について問う。
答:令和7年7月末現在、外国人住民は1288人。国籍別人口の多い順に、ベトナム641人、インドネシア107人、フィリピン104人である。
問:外国人をサポートするための本市施策について問う。
答:窓口では、ドイツ人国際交流員(CIR)による英語の通訳や翻訳機、国の通訳支援を利用して多言語に対応している。また、市役所に外国人相談窓口を設置したほか、広報紙や防災ガイドブック等の多言語配信を行っている。今後も外国人と共に安心して暮らせる地域づくりを目指す。
問:外国人との共生のための交流や相互理解を促すために本市で実施している取り組みについて問う。
答:CIR等による異文化交流イベントや、中学生のドイツ派遣事業等を通して、外国人との交流と相互理解の場の創出を行っている。
《要望》
CIRの取り組みは更に進めてほしいが、欧米や英語圏の方との交流事業が中心のように感じる。現在本市に多く住まれているアジア圏の人々への差別や偏見をなくし、相互理解を進めるための取り組みも今後進めてほしい。
◇田川市政治倫理審査会
問:政治倫理審査会の設置目的とその役割について問う。
答:政治倫理の確立のため、有識者や市民の意見を取り入れることが目的で、市長等及び市議会議員の資産等報告書の審査や、市民からの調査の請求に対する調査等を行う役割がある。
《意見》
現在、議会に設置されている公職選挙法及び田川市政治倫理条例違反疑惑に関する検証等特別委員会で審査中の案件に係る同審査会の調査結果は、企業の筆頭株主で、高額な報酬を受け取っており、会社名義の自動車に乗っている人物がその企業と密接な関係にあるとは言えないという、大いに疑問を感じるものであった。また、議事録は非公開、結果に対する議会からの質問にも条例に規定がないため正面から取り合わない、という姿勢は、市民からの不信感を増幅させるものであると考える。同審査会側は本市政治倫理条例に則った対応をしているという主張であるため、実情に応じた実効性のある条例改正に向け議論したい。
