くらし 今一度考えてみませんか 人と動物とのより良い関係 互いに幸せでいるために

9月20日~26日は動物愛護週間です

犬やネコ、鳥などの動物は、わたしたちの日常に幸せを与えてくれます。その一方で、動物がいじめられたり、捨てられたりする悲しい出来事も起こっています。

人と動物の関係をより良く保つためには、動物の生態や本能、習性を理解し、飼う場合は、衛生管理に気を配り、適切に飼養することが大切です。

■犬 犬にはしつけ、飼い主にはマナーが必要
・散歩中に出たフンの放置や、リードを付けずに歩かせる行為は、他人への迷惑になるだけでなく、感染症や咬傷(こうしょう)事故の原因にもなります。
フンの持ち帰りとリードの着用は、飼い主としてのマナーです。
・令和7年1月~7月の間に、市内の犬12頭が迷子になり、保護されました。
事件や事故に巻き込まれる可能性もあります。逃げ出さないよう対策を!
→例えば、屋外に出ないように脱走防止柵を設置。散歩中は首輪とハーネスを両方使用し、ダブルリードに。

・犬のしつけ教室
動物愛護センターで実施しています。

■猫 「置き餌」は責任を持って
屋外で餌を置いたまま猫に与える「置き餌」は、思いやりのつもりでも害虫やカラスなどの野生動物を引き寄せ、他地域からの猫の流入・増加にもつながります。糞尿、臭気などによる周辺環境の悪化を招くだけでなく、猫や野生動物につくマダニなどから人に感染する病気のリスクを高めることにもなります。
餌を与える場合はその場で見守り、猫が食べ終わったらすぐに片づけましょう。避妊去勢手術の実施と屋外猫用トイレの設置も必ず行ってください。

ペットの適正飼育はワンへルスの6つの柱の1つ「人と動物の共生社会づくり」にもつながります。小さな配慮が地域の安全と衛生、そして人と動物の健やかな暮らしにつながります。

■ペットが迷子になったら
以下へ連絡してください
・環境課 【電話】092-942-1127
・粕屋警察署 【電話】092-939-0110
・粕屋保健所 【電話】092-939-1500
・動物愛護センター 【電話】092-944-1281

■ペットを飼う前に考えよう
(1)自分とペットのライフプラン
(2)餌代や予防接種代・治療費などの経済的負担
(3)万が一の時に預ける場所
(4)家族の了解・アレルギーの有無
(5)不妊去勢手術を行うか(ペットが子どもを産んでも飼育できるか)

■ワンへルス
市は令和5年3月に「古賀市ワンヘルス推進宣言」を表明し、環境保全や人と動物の共生社会づくり、自然や動物とのふれあいを通じた健康づくり、自然と調和した産業の振興などに向けた活動に、ワンヘルスの理念のもと取り組んでいます。

問合せ:環境課
【電話】092・942・1127