くらし 令和7年度の主な取り組み
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- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県那珂川市
- 広報紙名 : 広報なかがわ 2025年5月号
◆カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを推進します
・約3億円
市民体育館、西畑運動公園などの社会体育施設や中央公民館の照明LED化や、公用車の電気自動車導入を継続し、その取り組みを進めます。
◆こどもにかかる健康診査や医療費を支援します
・約2億7千万円
現在、入院費は中学生まで、通院費は小学生まで無償としているこども医療費を、10月から中学生までの通院費も無償にすることで、子育て世帯への経済的負担の軽減を図ります。
また、4カ月児、10カ月児、1歳6カ月児の乳幼児に実施している健康診査に、今年度から1カ月児を新たに加え、乳幼児の健康増進や疾病の早期発見と、出生後間もない時期からの切れ目のない健康診査の充実に取り組みます。
◆児童・生徒の学校活動などを支援します
・約2千万円
不登校や不登校の兆候が見られる児童・生徒が増加している状況をふまえ、小学校内にサポートルームを設置し、安心して過ごせる環境を整備します。
また、教職員の負担軽減による教育の質の維持向上を図るため、出欠管理や成績処理、健康診断などの情報を統合して管理する統合型校務支援システムや採点・集計業務の効率化を図る自動採点システムの導入、休日の部活動の地域移行に向け、一部のスポーツ競技から段階的に部活動改革を進めていきます。
◆地域公共交通の充実に取り組みます
・約2億3千万円
大型バスの運転手不足に対応するため、現在運行している定時定路線「かわせみバス」の運用を見直し、人工知能(AI)を活用した、リアルタイムで最適なルートでの運行を行う「AIオンデマンドバス」を導入します。
◆市の発展や市民サービス向上のための取り組みを推進します
・約1億6千万円
市民の健康づくりと身近にスポーツを楽しむことができる環境整備を目的とした総合運動公園整備事業について、事業スケジュールの策定、事業者募集資料の公表を行い、整備に向けて取り組みます。
五ケ山クロス周辺地域では、更なる交流人口の増加促進のため、新たな水源地域振興計画を基にカヤックなどによる観光コンテンツの充実や周辺地域との連携に取り組みます。
道善・恵子地区の土地区画整理事業は、交通広場が供用開始され、商業施設や宅地の造成も計画的に進められており、引き続き市として必要な整備、支援を行います。
また、窓口サービスやデジタル化による業務効率の向上ため、キャッシュレス決済が可能なセルフレジの導入、マイナンバーカードやスマートフォンを活用することで各種証明書発行などの申請書の記入が省略できる「書かない窓口」を導入します。
◆生命と財産を守るための環境整備を推進します
・約5億6千万円
帯状疱疹(たいじょうほうしん)への罹患(りかん)を予防するため、新たに50歳以上の市民を対象に帯状疱疹ワクチン予防接種費用の一部を助成します。
また、ニホンザルによる農作物などの被害対策に向けた生態調査に取り組むほか、防災・減災の取り組みとして農業用ため池の耐震工事、西畑川の浸水被害を防止する改修工事、福岡女子商業高等学校急傾斜地の安全性を確保する崩壊対策工事などを実施することで、災害に強いまちづくりを推進します。