子育て (特集)志免町の新一年生and家族サポート!(1)

これなら大丈夫そう
がんばれそう!

幼稚園や保育園とはガラリと変わる小学校生活。
「新しい環境になって生活リズムも変わるし…
うちの子、大丈夫かな?」とドキドキしている保護者も多いはず。
そんな不安を少しでも解消できるように志免町の小学校にまつわる安心情報をお届けします!

■安心できる教室になるよう新一年生をサポート!
新一年生にとって、小学校生活は初めてのことばかり。
志免町内の小学校では、子どもたちがスムーズに学校生活をスタートできるよう、さまざまな工夫をしています。
まず先生たちが大切にしているのは、「教室が安心できる場所」と子どもたちに感じてもらうこと。そのために登校してきたら笑顔で迎え入れ、たくさん褒め、優しく声をかけ、なじめていない子は特に気にかけながら、一人ひとりに寄り添い見守っています。
授業は、45分間ずっと座って学ぶのではなく、話す時間や立って学ぶ時間を取り入れて楽しく学べるようひと工夫し、クラス全員が理解できる授業を目指しています。もし難しく感じる子がいれば、子どもによって問題数を調整するなど、勉強が苦手な子も「できた!」という成功体験を積み重ねられるように心配り。得意分野で輝く子がいれば、その力を借りて子どもたち同士で学び合うこともあります。
また、入学式からの1年間、6年生がペア学年となり、学校生活をサポート。朝の準備を手伝ったり、休み時間に一緒に遊んだり、新しい環境に少しずつ慣れていけるよう支えてくれます。
学校生活では時にトラブルが起こることも。そんな時は、子どもの話をしっかり聞き、何がいけないかを丁寧に伝え、一緒に解決策を考えていきます。困り事があれば担任に小さなことでも遠慮なく相談を。学年全体でしっかりフォローし、子どもたちが過ごしやすい環境を整えていきます。
つまずきや困難も、子どもたちが壁を乗り越えていく確かな一歩。悩み、時に涙しながら、それでも前に進むことで大人へ成長します。のびのびと学び、自分の可能性を広げていける場所であるように、一人ひとりの歩みを大切にしています。

■(for小学生Kids)志免町の取り組み
◇学びの可能性は無限大!志免町の「ICT教育」
ICT教育ってどんな内容?

小学校の授業は、時代とともに大きく変化しています。町では「GIGA(ギガ)スクール構想」に基づき、多様な子どもたちが誰ひとり取り残されることなく、個別に最適化された学びを実現できる環境づくりを進めています。
その一環として、一人1台のタブレット端末を配布し、全学級に電子黒板・書画カメラを設置。これによりデジタル教科書の活用が進み、授業でもタブレット端末を使う機会が増えています。また、学習支援ツールとして「MetaMoJi(メタモジ)」アプリを活用。一人ひとりの学習状況を教師がリアルタイムに把握し、より分かりやすい学びを実現しています。さらに、持ち帰り学習用に充電器を追加で配布し、自宅でも安心してタブレット端末を活用できる環境が整いました。

◇地域とともにある「コミュニティ・スクール」
コミュニティ・スクールって何

町では、コミュニティ・スクールという取り組みを進めています。「地域とともにある学校づくり」と「学校とともにある地域づくり」を目指し、学校運営に地域も関わることでより良い環境を整えています。地域とつながることで、保護者同士や地域の人との関係が深まり、子どもたちが安心して成長できる環境が生まれます。また、学校が地域の拠り所となることで、防犯・防災の面でも大きな安心につながります。
まずは、顔見知りになることを目標にあいさつ運動からスタートしてみませんか。

◇毎日、手作り×出来たて!安心安全なおいしい「自校方式給食」
どんな給食かな?

町の小中学校は、すべて自校方式給食。毎日、給食室で調理したあたたかいご飯を提供しています。栄養士が考えた献立は、栄養バランスが良いだけでなく、季節の素材や郷土・世界の料理など、食育のアイデアが満載。家庭で不足しがちな食べ物やかみごたえがある食べ物も積極的に取り入れています。
また、全学校にスチームコンベクションオーブンを完備。蒸す、焼くなど多様な調理ができ、しっかり火が通るので衛生的。サラダも一度加熱し、安全に提供されています。秋には地域の新米も食べられます。
給食が子どもたちに届くまでの様子は8ページをご覧ください。(※本紙をご覧ください)