- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県志免町
- 広報紙名 : 広報しめまち 2025年4月号
■小学生ファミリーの生活
◇先輩パパママに聞く
未就学児から小学生になると、生活スタイルが変わり、不安を感じる保護者も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、志免町に住む新小学2年生と新小学1年生の兄弟を持つHさん家族にインタビュー。長男さんが小学生になってから1年間、ご夫婦が工夫されたことや、心のケアのために心がけていたことを教えてもらいました。
優しいパパとしっかり者のママのHさん家族。ふたりのお子さんは笑顔いっぱい、元気いっぱい!
長男さんは今月の表紙でとびきりの笑顔をお届けしてくれました。
◇Hさん家族に伺いました
先輩家族の1週間の過ごし方
◇先輩パパに聞く
長男は少しナイーブな性格なので、小学校になじめるか心配でした。でも正直、慣れるしかないかなと思って。少しでも不安が減るように、仕事から帰ったらできるだけ時間をとって学校であったことを聞くようにしていました。
小学生になって大変だなと思うことは、学校の準備ですね。時間割に合わせて忘れ物がないかを確認したり、エプロンなどの給食の準備をしたり。長男が宿題の内容を書いている連絡帳もまめにチェックしています。
授業参観や運動会などの学校行事は、普段の子どもの様子や学校の雰囲気を知る良い機会なので、なるべく参加するようにしています。意外にお父さんたちの参加も多くて、皆さん積極的に子育てをしているなと肌で感じています。
僕は、次男を保育園へ送って、仕事から帰ってきて洗濯をして…とできることはやっていますが、妻と比べればまだまだ足りていないのが現状です。だからこそ、すべてにおいて一緒に子育てをしていく、という意識を持つようにしています。
ママへ
いつも子どもたちの面倒を見て、家のこともテキパキこなしてくれるママには本当に感謝しています。少し休める時間があってもすぐに動き出してしまうから、もう少しゆっくりしてほしいなと思うことも。だからこそ、自分の時間も大切にしてほしい。僕から見ても引け目なしにすごいママ、いつもありがとう。
〇便利グッズ
ランドセルラック…小学校から帰宅後、自分でさっとランドセルをかけるように。床にポンと置かなくなり、整理整頓に役立っているそう。
◇先輩ママに聞く
入学する前は、すべてが不安でした。小学校が遠く、長男が一人で通えるか心配で、親子で登校の練習もしました。その点、下校は私が学童へお迎えに行くため、安心感がありましたね。
ただ学校と学童で長時間過ごすうちに、長男の心のバランスが乱れることが増えていって。そこで、第三の居場所として学童のかわりに行く習い事を増やしたり、会社に相談してリモート勤務ができるようにしてもらったり。仕事をしながら宿題を見守ったりしました。学童を少しお休みさせて時間をおいたことで再び学童に通えるようになり、長男の心も安定したように感じます。
私自身は朝早く起きて、自分の時間を確保しています。ボーッとしたり、邪魔されずに家事をしたり。その分、夜は子どもと早めに寝ています。忙しい時は冷凍うどんを活用するなど、無理なくやれる工夫も欠かせません。長男のときは不安が大きかったのですが、色々なことを乗り越えた分、この春から1年生になる次男のことは楽しみです。
パパへ
次男の保育園の送りをはじめ、洗濯・乾燥、掃除、キッチンの片付けなど、すごく良く手伝ってくれていつも助かっています。パパがいないと、このリズムでの生活は成り立ちません。ほぼフルタイムで働いているので、私の仕事も今の生活もパパのサポートがあってこそ。心から感謝しています。
〇便利グッズ・工夫
ドラム式洗濯機…夜回したら朝には乾いている!
リビングの子ども収納棚…教科書、文房具、ハンカチなど学校に必要なものは全部ここ。さらにリビング横の和室には着替えを収納して、子どもたちが自分で準備しやすい環境に