- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県小竹町
- 広報紙名 : 広報こたけ ひまわりだより 令和7年1月号
~みなさまに謹んで新春のお慶びを申し上げます~
令和6年度新規採用職員が、井上頼子町長に令和6年の出来事や令和7年の目標等についてインタビューしました。
職員:明けましておめでとうございます。井上町長が就任されて約2年。この1年を振り返って、改めて小竹町の良さを感じた印象的な出来事を一つお聞かせください。
町長:私にとっては任期2年目、これまでの学びを生かして、「積み上げる」ことを意識して考え、行動してきました。1年が経つのがとても早く感じました。
この1年、特に考えたことは『経営』についてです。行政の仕事を進めていくうえで、『経営』の視点は重要です。経営とは、「事業目的の達成に向けて、継続的・計画的に意思決定を行い、事業を管理・遂行すること」とされています。「町役場の目的は?」「計画は?」「人員配置は?」「達成度は?」「課題は?」と、常に頭を回転させた日々でした。
令和6年度の新たな取り組みとしては、さまざまな民間企業や団体と連携協定を結ばせていただき、町の課題解決に向けて相互協力していく体制づくりを進めました。これまでの日本郵便株式会社、NPO法人九州プロレスに続き、令和6年度は、新たに中央福岡ヤクルト販売株式会社、GZキャピタル株式会社との連携協定を締結しました。協定の目的は、高齢者の見守り活動やデジタル施策など、いずれも町が抱える多様な課題解決です。11月の小竹町民まつりでは、それらの連携事業のなかで、新しい試みとして地域活性化のためのプロレスイベントやeスポーツ体験会などを開催することができました。もちろん、町民の方々からも、「町のためなら」とたくさんのご協賛をいただき、まつりを活気あるものにすることができました。「町民の笑顔のために」—。その思いをさまざまな方面からお寄せいただいた1年だったと、ご協力いただいた方々に心から感謝しています。
職員:今年は、町内の3小学校が閉校し、令和7年4月に『小竹町立小竹みらい小学校』が開校します。このことについて、どのような考えや思いがありますか。
町長:今年の4月には、小学校がひとつになります。これまで、それぞれの小学校で学ばれた方々、それを支えてこられた保護者の方々や教職員、関係者の方々、そして何より地域の人たちに支えられて『地域の小学校』として存在した3つの小学校です。統合に向けて、地域の方々をはじめ、多くの方々が閉校を惜しみ、さまざまな企画を立ててくださっています。それぞれの思いが詰まった小学校が、未来に向かってひとつになります。開校する小学校の名前は、一般公募をさせていただき『未来を担う子どもたちが、明るく元気にのびのび育つ場所へ』との思いも込められ、『小竹町立小竹みらい小学校』に決まりました。新しい小学校の開校により、子どもたちの未来、町の未来を思い育む特別な年になりそうです。
職員:令和7年に、特に取り組んでみたいことをお聞かせください。
町長:まず、今年は、さまざまな世代の方のお話を直接聞かせていただく機会を持ちたいと考えています。この2年、町政に携わらせていただいて、小竹町の行政運営の強みに気づくことができました。町の規模が小さい、人口が少ないことは課題でもありますが、別の視点からみると「町政に民意を反映しやすい」ということではないかと思っています。
町民のみなさんすべての願いを実現することは簡単ではありませんが、多くの方の思いを聞かせていただいて、施策に反映していくことを職員とともに模索していきたいと考えています。
そのほかに取り組みたいことは『情報の伝達』です。「町民の皆さんから預かったお金(税金)を、行政としてどのように活かしているのか」ということについて、できるだけ多くの方に知っていただき、町政に対するご理解や関心をお持ちいただく取り組みを進めていきたいと思います。
職員:最後に、町民のみなさんに向けてメッセージをお願いします。
町長:この1年で、町民の方から町政へのご意見やご提案をいただく『行政への手紙』を32通(令和6年12月16日現在)いただきました。その中には、職員に対するお礼のお手紙もありますが、改善点をご指摘くださるものもありました。行政機関の中にいると気づきづらいことを、町民のみなさんから直接お伝えいただくのは大変ありがたい仕組みだと実感しています。ぜひ、これからもこの制度を活用していただき、町民の方々の声をお聞かせいただきたいと思います。