- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県添田町
- 広報紙名 : 広報そえだ 令和7年6月号
■今年も山の事故が起こりませぬように
5月25日、英彦山神宮奉幣殿で第59回英彦山山開き登山安全祈願祭が行われました。昨年に続き山頂祭は上宮修復工事中のため執り行われませんでしたが、雨が降る悪天候にもかかわらず、昨年より多い300人以上の観光客や登山客が集まり1年間の山の安全を祈願、祈願祭終了後には記念手ぬぐいが配られました。また田川警察署員により、登山時の服装や装備、登山計画、健康状態など7つの注意事項が記されたチラシも配られ、本格的な登山シーズンに入る前に啓発活動も行われました。
■夜明け前から上中元寺に多くの釣り人が集合
4月27日、上中元寺公民館横の中元寺川を舞台にヤマメ釣り大会が開催されました。日の出前後の釣果が上がりやすい「朝まづめ」にスタートしたヤマメ釣りは65人が参加、10時からの小学生以下の児童が参加できるヤマメのつかみ取り大会には55人の児童が参加し、びしょ濡れになりながらヤマメを追いかけていました。早朝3時に福岡市の家を出発し、23センチのヤマメを釣り上げ小学生の部で大物賞を獲得した野上裕真さんは「楽しかった。今までで一番釣れました」と喜んでいました。
■大切に受け継がれてきた地域の祭り
4月の英彦山神宮神幸祭を皮切りに5月初旬、五穀豊穣などを願い、町内各地区で行われた神幸祭。5月3日、4日の津野神幸祭では、津野神楽保存会の皆さんによる神楽が奉納されました。上津野お旅所や下津野高木神社で伝統ある荘厳な舞が披露され、集まった人々を魅了していました。岩瀬地区では17日に二十数年ぶりの神幸祭が開催され、「わっしょい、わっしょい」と子どもたちが大きな声を出しながら色とりどりのバレンが飾られた山笠を引っ張りました。いつもは静かなふる里に太鼓や鐘の音、子どもたちの声が響き渡っていました。
■おいしい笑顔があふれるひととき
4月27日、BRTを活かしたにぎわいづくり実行委員会主催の「添田駅前市場マルシェ」が開かれました。町の食材を使ったお弁当や惣菜、手作りパンに焼き鳥、木工品やフラワーアレンジメントなど11店舗が添田駅舎内外に大集合。ワークショップコーナーもあり、子どもから大人まで多くの人でにぎわいました。
■木々に囲まれた英彦山で、木に触れる
5月17日、18日の2日間、木のおもちゃキャラバンが英彦山スロープカー花駅舎で開かれました。子どもやその保護者は、国産材から作られた積み木や木製ホッケーなどのおもちゃで遊び、木に親しみ、木を楽しんでいました。自然について考えるきっかけになればと昨年に続き開かれたこの企画は、秋にも開催予定です。