- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県添田町
- 広報紙名 : 広報そえだ 令和7年10月号
■添田の自然や歴史を学ぶ「ふるさと学習」
○1年生・2年生 ゲストティーチャーによる生き物の学習
「添田町の生き物にふれよう」
ゲストティーチャーとして英彦山青年の家職員を講師に町の生き物について知ったり触れたりする学習。添田公園内に生息する生き物を調べ、観察しました。
○3年生 添田町の名産を知る
「しいたけ名人への道」
ゲストティーチャーとして藤川椎茸園の藤川徹さん(桝田)を迎え、椎茸づくりの話を聞いたり、原木へのコマ打ち体験をしました。
○4年生 米作り体験
「おいしい添田町のお米」
ゲストティーチャーに田中隆信さん(添田西)を迎え、育苗、田植えから稲刈りまで自分たちで行うことで「お米の大切さ」などを学びました。
○5年生 長期宿泊体験学習
「添田町の魅力アピール大作戦」
英彦山青年の家で、4泊5日の長期宿泊体験学習。英彦山での野外活動や星空教室、野外調理などを通して、英彦山の自然のすばらしさを知るとともに、仲間との絆を深めます。また、福岡教育大学の学生をスタッフとして招き、交流を深めます。
○6年生 町内の歴史・文化施設などを見学・調査する学習
「伝えよう!添田の歴史・文化遺産」
タブレットを使って町の歴史や文化財の保全方法などをまとめ、発表します。今年は県の文化財に指定されている、上中元寺地区の薬師堂内に鎮座している木造薬師如来坐像や諏訪神社境内に生育しているイチイガシなどを調べました。
■中山博紀 添田小学校校長
○PROFILE
平成11年赤池町立市場小学校教諭任命。その後、添田小学校教諭、福岡県教育庁教育振興部義務教育課などを経て、令和3年添田小学校の教頭に就任。令和5年福岡教育大学附属小倉小学校教頭の後、令和7年、添田小学校初代校長に就任。
開校当初は、学校の統合という大きな環境の変化に、子どもたちも戸惑いや不安があったようです。しかし開校から半年が経過し、仲間と一緒に過ごす学校での生活や先生方の支援により、少しずつ人間関係も築かれてきています。
新校舎では、木材がふんだんに使われています。その多くが添田町の山々から伐採したスギやヒノキです。「環境が人を育てる」とも言いますが、木の香りや温かさ、柔らかさは、子どもたちの「優しさ」や「あたたかさ」「素直さ」「おだやかさ」などの心情を育む上でも、効果があると考えています。
子どもは「地域の宝」です。今後の添田町を担い、地域のよさを引き出し、課題を解決するのは、今の子どもたちです。今後も「見える学力」と「見えない学力(非認知能力)」を両輪としつつ、ふるさと添田町を愛し、地域の活動に参画して貢献できるよう、添田小学校職員一同、全力を尽くして参ります。今後とも、ご支援・ご協力のほど、お願いいたします。
問合せ:教育委員会学校教育課学校教育係
【電話】82-5963
