- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県赤村
- 広報紙名 : 広報あか 2025年4月号 VOL.828
当初予算が3月議会で承認されました。
使い道について、歳出入別に概要を紹介します。
【一般会計予算】
※数値は四捨五入のため、合計が合わない場合があります。
▼歳入
【自主財源】全体の36%
村税収入は前年度比0.9%増の1億9,379万円。寄附金はふるさと納税寄附金増により、前年度比87.5%増の15億6千円。繰入金は減債基金や教育施設等整備基金からの繰入額の増などで、前年度比12.0%増の7億1,128万1千円。ほかに公営住宅使用料などを加えると「自主財源」は総額25億2,5731千円です。
【依存財源】全体の64%
地方交付税は、前年度比8.9%増の13億7,754万6千円。国庫・県支出金は、前年度比92.5%増の11億4,003万8千円。村が行う事業や地方交付税の不足分などを補うための村債は、前年度比238.2%増の18億7,510万3千円となり「依存財源」は総額44億8,425万3千円です。
【歳出】
ふるさと納税寄附金事業により総務費が78.1%増。小中一貫型赤小学校・赤中学校建設工事により教育費が634.0%増。村債の繰上償還により公債費が12.1%増となっています。
《知っておきたい!財政用語》
〇自主財源
自主的に収入しうることができる財源。村税(村民税、固定資産税、軽自動車税、たばこ税、入湯税)や寄附金、繰入金、公共施設の使用料などが該当。
〇依存財源
国・県の決定により交付されたり、割り当てられたりする財源。村づくりに使われる地方交付税や事業費を補うための村債などが該当。
〇寄附金
居住する自治体以外に寄附をすることで返礼品を受け取れたり税の還付が受けられたりするふるさと納税を主とする寄附全般
〇地方交付税
財源を補うために国から交付される資金
〇国庫・県支出金
事業に対して補助金や負担金として国・県から支払われる資金
〇総務費
庁舎の管理費など行政全般の事務に関する経費
〇民生費
障がい者や高齢者に対する福祉や子育て支援などの経費
〇衛生費
環境保全や健康づくりの支援などの経費
〇消防費
消防活動や災害対策などの経費
〇教育費
学校教育や小中一貫型学校建設、生涯学習の充実、文化・スポーツなどの経費
〇公債費
過去の村債を返還するための経費
▽村の1年間の全体予算
74億4,523万8千円
※公営企業会計を除く
▽昨年から
27億2,678万3千円増
〇一般会計とは
福祉や教育、建設といった一般的な事業に使われる予算。村の事業の大部分を占める。
〇特別会計とは
それぞれの目的に応じ一般会計とは別に運営するもの。国民健康保険特別会計や後期高齢者医療特別会計が該当。
〇公営企業会計とは
事業収入を主な財源に特定の事業の運営を行うもの。簡易水道事業会計が該当。
〈令和7年度各会計予算額一覧〉
問合せ:総務課財政係
【電話】内線120・909