- 発行日 :
- 自治体名 : 福岡県築上町
- 広報紙名 : 広報ちくじょう 2025年4月号(245号)
一般会計:157億5,120万円(26.7%↑)
特別会計:23億7,463万円(1.8%↓)
令和7年度当初予算は3月議会で議決されました。予算規模は、昨年度と比べて33億2,177万円(26.7%)の増額となっています。
増額の主な要因は、図書館や小中一体型校の整備等の普通建設事業費が増額になったためです。これらの事業の財源には、旧合併特例事業債や過疎対策事業債などの交付税措置がある有利な町債を活用し、世代間の負担の平準化に努めています。
■特別会計予算額
※()は前年比
住宅新築資金等貸付事業:279万円(3.6%↓)
奨学金貸付事業:616万円(4.6%↑)
椎田駅前周辺活性化促進事業:65万円(12.3%↓)
霊園事業:455万円(1.0%↑)
国民健康保険:19億3,339万円(2.9%↓)
後期高齢者医療:4億2,137万円(3.2%↑)
西角田財産区:161万円(6.2%↑)
葛城財産区:189万円(13.1%↓)
上城井財産区:224万円(30.4%↑)
合計:23億7,463万円(1.8%↓)
※特別会計の合計は各会計を合計して四捨五入しているため、各会計毎に表示単位の足し合わせた合計と一致していません。
■一般会計 歳入
町の主な財源である地方交付税は、2億5,641万円(6.9%)の増となっています。
町税は、4,098万円(2.8%)増で計上しています。町債の発行は旧合併特例事業債や過疎対策事業債などの発行増により、12億7,367万円(79.9%)の増となっています。また、各種基金から3億4,996万円(20.2%)増の20億8,045万円の繰入金を計上しています。
自主財源:31.9% 50億2,407万円
依存財源:68.1% 107億2,713万円
◇みなさんが納める町税の内訳
※()は前年比
町民税:6億5,563万円(630万円↓)
固定資産税:6億7,137万円(2,347万円↑)
軽自動車税:6,855万円(463万円↑)
町たばこ税:1億2,000万円(1,917万円↑)
■各会計の予算書を閲覧することができます。
・企画財政課や町のHPで閲覧できます(公営企業会計(上水・下水)を除く)。
・町のHPでは財政状況(決算)なども公表しています。
問合せ:企画財政課 財政係
【電話】(内線324)
■一般会計 歳出
人件費は1億3,985万円(6.7%)の増、物件費は5億3,867万円(23.8%)増、災害復旧費は1億7,675万円(1246.2%)の増、公債費(借金返済)は4,264万円(3.6%)減となりました。普通建設事業費は、図書館や小中一体型校の整備等により、19億7,068万円(91.7%)増となっています。
◇性質別グラフ
◇目的別グラフ ※( )は構成比
■令和7年度の主な事業
◇新規事業 ソフト事業
・公共施設予約システム導入(DX推進事業) 1,291万円
予約申込みや使用料の支払等の手続をオンライン上で完結できるようにし、施設利用の促進と利便性の向上を図ります。
・育児用品定期便事業 618万円
生後3か月~満1歳(誕生月まで)のお子さんがいる家庭におむつ等の物資を定期便で配達し、併せて見守りも行います。
・森からのおくりもの事業(森林環境譲与税関連事業) 300万円
町に出生届を提出し、住民登録した新生児を対象に、町産の木材で作成した玩具を贈り、幼少期から木に触れ合う環境の整備を図ります。
・創業支援事業 111万円
町内で新たに創業をめざす方を対象に、創業の費用を助成し、町の活性化を図ります。
・防災意識高揚事業 4,965万円
ハザードマップをはじめ、防災に関連する計画等の総合的な見直しを行います。
・新図書館(築きのもり)オープン記念事業 416万円
11月22日に開館する新図書館のオープン記念式典と講演会を開催します。
◇新規事業 ハード事業
・メタセの杜整備事業 1億円
再編関連移転等交付金を活用して、メタセの杜にインクルーシブ遊具等を整備します。
・コマーレ空調更新 2,586万円
空調更新の実施設計を行います。
◇継続事業 ソフト事業
小中学生のタブレット端末の購入 6,710万円
小中学生が授業で使用するタブレットを更新します。
◇継続事業 ハード事業
・新開第2団地外壁等改修工事 8,354万円
社会資本整備総合交付金を活用して、新開第2団地の外壁等を改修します。
・小中一体型校整備事業 26億2,236万円
椎田中学校の敷地に小中一体型校の校舎を整備するための工事(令和7~8年度)を行います。
・図書館整備事業 4億8,937万円
築城支所を図書館として整備するための改修工事を行います。