子育て (特集)吉野ヶ里町こども計画
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- 発行日 :
- 自治体名 : 佐賀県吉野ヶ里町
- 広報紙名 : 広報よしのがり 2025年7月号
少子化の進行や人口減少は全国的な課題。町では、出産期から学童期、青年期を経て子育て期にいたるまで、切れ目のない支援をおこなっていくことで「こどもからおとなまでたのしい未来」を目指しています。この特集では、3月に策定された「吉野ヶ里町こども計画」の概要を紹介します。
■基本目標I
◇一人ひとりのこどもの権利を守る「吉野ヶ里町こどもまんなか社会」の実現
吉野ヶ里町に暮らすこども一人ひとりの権利が守られ、未来に希望を持って生きることのできる「吉野ヶ里町こどもまんなか社会」の実現をめざします。
基本施策1…こどもの権利を守るまち
基本施策2…すべてのこどもが希望をもって生きられるまち
基本施策3…こどもの生きる力をはぐくむまち
■基本目標II
◇吉野ヶ里町の風土、自然、文化のなかで、こどもたちが笑顔で育つまちづくり
こどもたちが、吉野ヶ里町の自然のなかで、健やかに成長していけるようさまざまな機関が連携し、こどもたちのあらゆる成長に関わりながら、こどもの育ちを支援します。
基本施策4…こどもが健康に育つまち
基本施策5…こどもの成長を支えるまち
■基本目標III
◇安心して子育てができるやさしい吉野ヶ里町づくり
吉野ヶ里町に暮らすこどもたちが、安心して大人になり、このまちで子育てをしたいと思えるよう、若者から次代の親への切れ目のない支援を行います。
基本施策6…若者が安心して暮らせるまち
基本施策7…安心して子育てができるまち
令和5年に施行された「こども基本法」に基づいた「こども大綱」では、すべてのこども・若者が将来にわたり幸せな状態(ウェルビーイング)で生活を送ることができる「こどもまんなか社会」を目指し、すべてのこどもと子育て世帯を切れ目なく支援していくことが掲げられています。
これまで大人が中心となってきた社会を「こどもまんなか社会」へと変えていくためには、こどもや若者自身の意見を聴き、その声を大切にし、何が最も良いことか、幸せにつながるかを一緒に考えていくことが大切だと思っています。
こどもからおとなまで、地域全体で協力し合い、多様な視点と温かい心を持って、「吉野ヶ里町でよかった」とみんなが思えるような施策の推進に取り組んでいきます。
■吉野ヶ里町のこども・若者の声
◇小学5年生~中学3年生
吉野ヶ里町の全ての小学5年生~中学3年生 任意WEB調査(n=195)
(Q)吉野ヶ里町がこんなまちになったらいいなと思うことを教えてください。(自由記述)
(※本紙をご覧ください)
吉野ヶ里町のこどもは、9割以上が自分らしさを認めて過ごせていることがわかります。また、未来の吉野ヶ里町については、安全安心な町の安定を求めながら、楽しく優しい暮らしを求めていることがわかります。
◇若者(16~29歳)
吉野ヶ里町の16~29歳(無作為) 郵送+WEB調査(n=519)
(Q)若者(29歳ぐらいまでの人)のために吉野ヶ里町に必要な取組を教えてください。(複数回答)
1位…お金の心配をすることなく学べる(進学・塾に行く)ように支援する_48.6%
2位…困難を抱えるこども・若者を包括的に支援する体制を整える_31.6%
3位…自由に過ごせる場所を増やす_28.9%
4位…技術取得や資格取得を支援する_28.5%
5位…就職に向けた相談やサポート体制を充実させる_24.5%
吉野ヶ里町の若者は、8割以上がまちへの愛着を持っていることがわかります。また、若者に必要な取組では、お金の心配なく学ぶことのできる学習支援や困難を抱えるこども・若者へのサポート体制の重要性が伺えます。
問合せ:こども・保健課子育て包括支援係(きらら館)
【電話】0952-51-1618