- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県
- 広報紙名 : つたえる県ながさき 第108号(令和7年4月号)
■ミライ企業Nagasakiを開催
2月24日、スタートアップ※の成長に必要な資金調達の支援や県内における起業の機運醸成を目的とした「ミライ企業Nagasaki」を県庁で開催しました。スタートアップやビジネスアイデアをお持ちの方々が一堂に会し、「スタートアップ部門」と「チャレンジ部門」の2部門で、それぞれのビジネスプランを発表しました。
資金調達を希望する6社が登壇した「スタートアップ部門」では、首都圏などの投資会社12社に対してプレゼンテーションを行いました。今後、資金調達に向けた具体的な協議を進めていきます。
事業開始前のビジネスアイデアの新規性や実現性などを競う「チャレンジ部門」では、9組が登壇し、放置竹林を活用して有機農業用の農薬を開発する「Bamboo Nexus Project(バンブーネクサスプロジェクト)」を発表したInfinite THinKers(インフィニトシンカーズ)の松尾康佑(まつおこうすけ)さんが最優秀賞を受賞しました。
県では、こうしたイベント以外にも交流拠点CO-DEJIMA(コ-デジマ)などにおいて、新たな事業にチャレンジする方を支援しています。ぜひご活用ください。
※新たなビジネスモデルによって成長を目指す企業のこと
問合せ:県の新産業推進課
【電話】095-895-2526
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■長崎県美術館が開館20周年
長崎県美術館は2005年4月に「呼吸する美術館」をコンセプトに開館し、今年4月で開館20周年を迎えます。開館当初から長崎ゆかりの美術およびスペイン美術の豊富なコレクションが特色です。
昨年6月には、これまでのスペイン美術に関する展覧会の開催や調査研究事業が高く評価され、国内の美術館としては初めて、スペイン国王から文民功労勲章が授与されました。
今後、選りすぐりの作品を展示する「開館20周年記念 コレクションの在りか―現在地をみつめて(4/12~6/29)」を開催するほか、これまでのスペインとの友好関係により、スペインの国立プラド美術館からフランシスコ・デ・ゴヤに帰属する油彩画「巨人」、ソフィア王妃芸術センターからピカソの版画「泣く女」を借用し、被爆80年の節目を迎える長崎で「ゴヤからピカソ、そして長崎へ芸術家が見た戦争のすがた(7/19~9/7)」を開催します。
このほかにも20周年にふさわしい充実した展示会が盛りだくさんです。ぜひ、お越しください。
問合せ:県の文化振興・世界遺産課
【電話】095-895-2768