イベント 文化の『チカラ』で対馬を元気にするイベントが盛りだくさん!

ながさきピース文化祭開催中、対馬では短歌の祭典以外も様々な行事が行われます。これまで対馬の人たちによってつないできた文化の力を発表する場や、文化とまちづくりを融合させたイベントなど、文化で対馬を元気にするイベントがたくさんあります。

■しまの芸術文化祭in対馬
対馬の舞台を中心にこれまで活動してきた団体が、町や団体の垣根を越えた、芸術文化祭を開催します。

《第1部》
激動の時代に翻弄される対馬を舞台で描くミュージカル「対馬物語」
日時:11月2日(日)13:30~
会場:対馬市交流センターイベントホール
入場料:500円(高校生以下無料)
○初演から15年、島内外で感動を呼び続ける物語
戦国時代、朝鮮出兵や関ヶ原の戦いなど、時代の大きな波に翻弄された対馬をテーマに、平成23年に生まれた市民参加型のミュージカル作品です。これまで、島内での公演のほか、東京や福岡、長崎など国内各地はもとより、釡山でも公演を行ってきました。宗家第19代義智公を主人公に、小西行長の娘で妻となるマリアと家臣など、日本と朝鮮の間に立ち、自らの生存のために両国の平和な関係を築くために奔走した対馬の人たちの姿を描いた物語です。
・対馬物語は、役者だけでなく、合唱や舞踊、太鼓など、約70人が舞台に上がり物語を作り上げます。

○人々の感情を動かし、進化し続ける作品
対馬物語は、大河ドラマなど数々の名作を世に生み出し、今年6月に亡くなったジェームス三木さんが脚本を手がけました。ジェームス三木さんが描いたのは、400年前の対馬で生きていた人々の等身大の姿。対馬の歴史を、登場人物の思いや悩み、抱える劣等感とともに描くことで、観客はもちろん、出演者ら作品に関わる人たちの感情を動かし続けています。そんな作品を、対馬に関わる人たちが演じ作り上げることで、さらに深みを増し、15年にわたって進化し続けています。

《第2部》
文化協会 芸能発表会
日時:11月23日(日)10:00~会場:対馬市交流センターイベントホール
対馬では、6町単位で文化協会があり、それぞれの地域で活動をする人たちが所属、年に一度、一年間の活動の成果を発表する芸能発表会を行ってきました。ながさきピース文化祭に合わせ、それぞれで活動する団体が集まり、その成果を発表する芸能発表会を開催します。

■「国境の島」対馬の歴史を学ぼう!
対馬には、国境の島だからこその歴史があり、それらを知る遺構も残されています。イベントでは、講演会や現地ツアー、城下町を彩る竹灯りのライトアップなどを通じ、対馬の歴史を知り、魅力を再認識します。

○11月8・9日
対馬お城大使講演会と清水山城ガイドツアー
「国境の島」として日本の歴史的場面に立ち会ってきた「金田城跡(国特別史跡)」や「金石城跡(国史跡)」などを対象に、対馬お城大使の萩原さちこ氏を講師とした講演会、ガイドツアーを実施します。

○11月2~30日
城下町を竹灯りでライトアップ
古くから城下町として栄えた厳原町中心部を竹灯りで彩ります。イベント中には竹灯りを作るワークショップを開催し、作った竹灯りを「金石城櫓門前」に設置します。

■障がい者ふれあい芸術文化祭
前期:10月30日(木)~11月3日(月)
後期:11月6日(木)~11月10日(月)
作品販売会:11月2日(日)
障がいおよび障がい者への市民の理解を広げるとともに、障がい者の自立と社会参加を促すことを目的として「第22回対馬市民美術展」と合同で作品展を実施します。また、開催期間中に障がい者の方が制作した作品の販売会を実施します。

■対馬の万葉~防人たちの詠(うた)~
講演会:11月2日(日)
バスツアー:11月3日(祝)
雅楽公演:11月8日(土)18:30~金石城櫓門前
対馬の万葉文化の魅力を再発見するとともに、市内外に広く発信するため、講演会や雅楽公演、島内の景勝地をめぐるバスツアーを開催します。

問い合わせ:
生涯学習課【電話】0920-88-2004
福祉課【電話】0920-58-1119