文化 チョウの声

■いよいよ春が来ました。
日本に来る前には、中国の広東省広州市(かんとんしょうこうしゅうし)で生活していました。広州市は温暖な気候に恵まれ、鮮やかに咲いている花を1年中見ることができるので、「花城(中国語読み:ファチァン)」という別名もあります。その中、代表的な花は、広州市の市花である「木棉花(もくめんか)」です。木棉花は鮮やかな赤色をした肉質の五弁花で、春の2月下旬から4月中旬頃までに咲きます。花弁は五花茶(ンファチャ)などの涼茶(ハーブティー)に使われ、種子には白い毛が生えており、枕、布団の綿などとして使われます。
また、黄花風鈴木(ファンファフェンリンム)も広州市でよく見られる春の花です。鮮やかな黄色の花が風鈴のように垂れ下がり、まるで春の陽光を浴びて輝くような美しい光景を作り出します。これらの花々は、春の訪れとともに広州の街を華やかに彩り、多くの観光客や地元の人々に愛されています。
これからの壱岐の春も楽しみにしています!

問合せ:観光課
【電話】48-1130