- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県五島市
- 広報紙名 : 広報ごとう 2025年4月号
■こんな理由で健診を受けないのはもったいないです
▼忙しくて健診を受けに行く時間がない
…健診を受けることが、結果的に時間とお金の節約につながります。
病気を発症すると、通院のためにたくさんの時間や治療費が必要になり、食事制限なども出てきて、もっともっと大変になります。たとえ、今、仕事などで忙しくても、自覚症状のないうちに、健診を受ける方が得策です。病気になったら、働くことさえ難しくなる可能性があります。
▼昔、健診を受けて大丈夫だったから健康には自信あり
…毎年受け続けるほうが断然いい!
体は変化しています。毎年、特定健診を受けることで、経年的に変化を確認し、発症の段階で病気を発見でき、重症化することを予防できます。
10,000円以上かかる検査を無料で受けることができることも大きなメリットです
会場によりますが、特定健診や後期高齢者健診を集団健診会場で受診した方は、長崎大学が実施している動脈硬化健診もあわせて受診することができます。
頸部のエコーや血管年齢など滅多にできない検査をうけることができます!詳しくは送付される受診券に同封されている「健康になっGOTOガイド」をみてください。
■あなたの受診方法を確認しましょう
▼健診は医療機関で治療している人も対象となります
病気を治療するための検査項目と健診の検査項目は異なります。健診の検査項目は、変化に気づき、生活習慣を見直すための充実したものとなっています!
■わたしたち保健師・管理栄養士は、皆さまの健康を応援します!
▼特定保健指導
特定健診の結果、メタボリックシンドロームやその予備群となった方にご案内します。生活習慣改善の支援をするプログラムです。
「健康状態が悪くなる前に予防ができるビッグチャンス!」です。
対象となった方には通知します。
是非、参加してください。
▼健康相談
「健診結果の見方がよく解らない」
「生活習慣に気をつけたいが、どうしたらいいかわからない」
「心がなんとなく元気がない…」など様々な相談ができます。
定期相談の日程は本紙記載の二次元コードからご覧ください。
随時相談も受け付けます。
▼健康教室
地域の様々な集まりに出向き、健康にまつわるテーマで皆さまにお話しをさせていただきます。
健康講話や健康チェックもお引き受けいたします。
問合せ:国保健康政策課健康づくり班
【電話】76-3725
■こんにちは 国保健康政策課管理栄養士です
▼「食事」気を付けていますか?
生きるために欠かせない食事ですが、今はさまざまな食品があふれ、好きなものをいつでも食べることができます。
また、食に関する情報が多く、どれを選んだらよいか迷います。適切に選択しないと健康を害してしまいます。
自分の選んだ食が適切かどうかを判断するために、定期的に健診(検診)を受け、体の状態を確認しましょう。
食の選択に迷ったら、管理栄養士にご相談ください。皆さまの健康づくりを食と栄養の面からサポートします。
○毎日を心豊かに過ごすための食習慣
「栄養バランスをそろえる」
栄養素は一つだけでは機能せず、いろいろ組み合わされて体の中で働きます。まずは「主食・主菜・副菜」をそろえることを意識しましょう。
・主食…米・パン・めんなど。体内でエネルギー源になります。
・主菜…肉・魚・卵・大豆製品。骨や筋肉などの体を作ります。
・副菜…野菜・海藻・こんにゃく・きのこ。体の調子を整えます。
■令和7年度から開始します!
▼骨粗鬆症個別検診(40〜70歳の5歳刻みの女性)
▼早期個別健診(20〜39歳健診)
いずれの健診(検診)も令和6年度までは集団健診(検診)のみの実施でしたが、年間通して医療機関でも受診できるようになりました。対象の方には通知します。
▼集団健診会場の事前予約が不要になります
予約をするのが面倒だという市民の皆さまの声が多かったことから、受診しやすい体制としました。
■骨粗鬆症検診を受けて骨をチェック!
介護状態になる3大原因のひとつは「骨折・転倒」と言われており、五島市においては、「骨折」が高齢者の入院で最も医療費がかかっています。骨折すると治療にお金がかかり、自由に動けず次第に心も体も元気がなくなってしまいます。
保健師が市民の皆さまと話す中で、骨折して初めて骨がもろくなっていたことに気づいたとよく聞きます。骨がもろくなっても自覚症状がないからこそ、検診で健康チェックをしておくことがとても大切です。
五島市では、骨粗鬆症の集団検診を令和6年度から開始しました。沢山の方にこの検診を受けていただけるよう、令和7年度からは集団検診に加え、市内医療機関で年間通じて受診できるようになりました。5年に一度しかこない受診のチャンスを逃してほしくないと思っています。