- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県雲仙市
- 広報紙名 : 広報うんぜん 令和7年5月号
みなさんこんにちは!「協力隊てなんしょっと?」という声を聞き、協力隊通信として隊員の活動をお知らせしていきたいと思います。
こんにちは!地域おこし協力隊2年目の新居です。
ついに開幕したEXPO2025大阪・関西万博。なんと今回、「食といのち」をテーマに小山薫堂氏がプロデュースしたパビリオン内に、雲仙市から届けられた数々の在来種野菜たちが展示されているのをご存知でしょうか?!
会場には乾燥した野菜の鞘、葉、茎、根、種など様々な姿の野菜の生きた証しが、ひとつに集められ力強く飾られています。遠目で見ても、その生命力あふれる立ち姿は圧巻なのですが、中でも注目してほしいのは、「花が咲いている状態の野菜」が展示されている点です!
この展示では、刻々と変化する畑の姿を表現するため、その都度、雲仙の畑から会場に生きた野菜が送り届けられています。そのため、訪れるタイミングによって表情が異なり、日増しに変化していくような、とても味わい深い展示となっています。
時代とともに見過ごされてきた価値に再び光を当て、社会に問いかけてみる。視点が変われば、価値観も変わる。地域に眠る財産を掘り起こし大舞台へと送り出すそんな瞬間に、末席ながら立ち会えたことに、確かな熱いものを感じた青空の記憶でした。
文:雲仙市地域おこし協力隊(政策企画課)
種採り農業担当 新居 直人
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