くらし きらり

このコーナーでは、市内外で輝く人を紹介します

■原動力はK-POP 韓国語全国大会で最優秀
○対馬高校 2年
髙橋 未琉(みりゅう)さん
[吾妻町出身]

「将来は韓国のアイドル事務所でマネージャーをしたい。」と目を輝かせる。瞳の奥には、実績に裏打ちされた自信がのぞく。
昨年3月、東京都で開かれた「話してみよう韓国語」高校生全国大会のスキット部門で最優秀賞に輝いた。スキット部門とは、2人1組で用意された脚本とそれに続く展開を考えて演じる。審査では発音の正確さが特に評価された。
幼いころからK-POPが好きで、気付いたら聴いているのは韓国語の曲ばかり。〝推し〞のアイドルが歌う歌詞をもっと理解したいとの思いが原動力となった。本気で韓国語や文化を学ぶため、親元を離れて県立対馬高校の門をたたいた。
韓国語は発音が難しく、日本語にもない発音もあるという。マスターするには時間がかかったが、「好きなことだから苦ではなかった」。最優秀賞の受賞は「うれしかった。頑張ってよかった」と振り返る。今後の目標は韓国語能力試験「TOPIK」最上級を取得し、韓国の大学へ進学すること。好きな食べ物は「石焼きビビンバ」。韓国熱はまだまだ続く。