文化 〔お知らせ〕令和7年度「地域の伝統文化」助成金目録受贈

◆本町初!「皿山の人形浄瑠璃」令和7年度「地域の伝統文化」助成金目録受贈
5月21日、役場で長崎県「地域の伝統文化」助成金目録贈呈式があり、本町から初めて、県指定無形民俗文化財・皿山人形浄瑠璃保存会が受贈しました。
同助成金は、公益財団法人明治安田クオリティオブライフ文化財団が地域の伝統文化のため、『地域の伝統文化保存維持費用助成』制度の助成対象候補者の公募を平成3年度から実施しているものです。
今回、長崎県からの推薦書を得たうえで、厳正な選考の結果、同保存会を含めて、本県から2件が助成金の目録を受贈しました。
贈呈式は、明治安田生命保険相互会社執行役員の本村剛様はじめ同社長崎支社・佐世保支社長様など8名が、受贈側は同保存会・福田学会長ら2名、来賓として、町長・副町長・教育長が出席。人形浄瑠璃が披露され、贈呈側のみなさんは初めて見る人形浄瑠璃に興味深々でした。
今回、受贈した助成金50万円は、「皿山の人形浄瑠璃」の演目の1つである『伊達娘恋緋鹿子』「火の見櫓の段」で使用するお七の人形1体の製作費に宛てられます。
同演目は皿山の人形浄瑠璃では人気の演目ですが、これまで、お七の正式な人形を保有しておらず、別の演目の人形を代用して公演していました。
同保存会は「ながさきピース文化祭2025」の事業として本町で開催する「全国人形芝居フェスティバル」に向けて、ますます頑張りたいと意気込まれました。

問い合わせ:教育委員会 文化財班
【電話】85-7355