くらし ジンちゃん・ケンちゃんと考(かんが)える人権(じんけん)のいろいろ

■第(だい)54回(かい)「今(いま)の身体測定(しんたいそくてい)」
[母(はは)]
小学校(しょうがっこう)の高学年(こうがくねん)の頃(ころ)から、身体測定(しんたいそくてい)が嫌(いや)だったんだ。
[ケン]
どんなことが嫌(いや)だったの?
[母(はは)]
昔(むかし)は全員(ぜんいん)が下着姿(したぎすがた)になって体重(たいじゅう)を測(はか)ると、先生(せんせい)が「○○さん「何kg」(なんキログラム)と言(い)って、それを聞(き)いた友(とも)だちが「○○は太(ふと)っとるね」とか冷(ひ)やかすんだよ。
[ケン]
今(いま)はね、体操服姿(たいそうふくすがた)で体重計(たいじゅうけい)に乗(の)り、先生(せんせい)が「何kg」(なんキログラム)って言(い)うことはないよ。内科検診(ないかけんしん)も、衝立(ついたて)がある中(なか)で一人(ひとり)ずつしているよ。そして、体(からだ)について一人(ひとり)ひとりの身長(しんちょう)や体重(たいじゅう)が違(ちが)うのは、当(あ)たり前(まえ)だってことを、保健(ほけん)の学習(がくしゅう)でやっているよ。
[母(はは)]
学校(がっこう)も子(こ)どもの気持(きも)ちを大切(たいせつ)にするようになったね。

問合せ:人権啓発推進室(じんけんけいはつすいしんしつ)
【電話】62-1313