- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県玉名市
- 広報紙名 : 広報たまな 令和7年3月号
玉名圏域定住自立圏(玉名市・玉東町・南関町・和水町の1市3町で構成された協定に基づく圏域)においてSDGsの達成に向けた事業者などの取り組みを広く周知し、さらなるSDGsの推進を図るため、玉名圏域内に所在する熊本県SDGs登録事業者を対象に、SDGs達成に向けた取り組みを募集しました。
選考の結果「玉名圏域定住自立圏SDGs取り組み事業者2024」の最優秀賞1件、優秀賞4件が決定しました。
■最優秀賞 専修大学熊本玉名高校(岱明町)
『地域と取り組む SDGs』
□取り組み内容
・学校周辺の清掃活動を地域住民と共に行っています。活動後はゴミマップをつくり、玉名市役所に報告しています。
・3年生の使わなくなった体育館シューズを回収し、発展途上国の人々が靴を履けるよう支援しています。
・各教室や玉名市文化センターにペットボトルのキャップ回収箱を設置し、回収したペットボトルのキャップはワクチン代となっています。
■優秀賞 社会福祉法人玉医会(玉名)
『フードパントリー みんなのれいぞうこ』
令和3年12月に「地域福祉交流館FindingR(ファインディングアール)」内に「フードパントリーみんなのれいぞうこ」を設置。SDGsの観点から、地域内の行政機関、企業、団体と協働し、経済的支援を必要とする子育て世帯にフードロス食品などを無償で配布する取り組みを始めました。現在427世帯の利用登録があり、平日午前9時から午後6時の間、無料で自由に食品などを持ち帰れる仕組みを構築しています。
■優秀賞 有限会社本田産業(三ツ川)
『効率的重機設置による環境社会経済活動貢献』
土木工事の建設廃土を活用したリサイクル事業へ参画。受け入れたまま廃棄している建設発生土を、各方面で利用可能なリサイクル土として再利用しています。そのために、用途に応じた高い品質と効率的な生成ができる「電動自走式スクリーン」を導入しました。山砂、建設残土を一度に粒の大きさに分け、3方向に選別できて、効率化が図れます。
■優秀賞 公益財団法人熊本県環境整備事業団(エコアくまもと)(南関町)
『2030年のSDGs達成に向けた取り組み』
□取り組み内容
・二酸化炭素排出量の把握と管理…受入廃棄物1トン当たりの二酸化炭素排出量の2020年度レベルの維持(電気使用量12.52kg-CO2/t、重機燃料1.71kg-CO2/t)
・環境教育、施設見学におけるオンライン対応を含めた訪問者数の増加(2020年度:684人→2030年度:2千人)
・労働災害0件の継続
■優秀賞 社会福祉法人 天水福祉事業会(天水町)
『ちまのいすんて SDGs』
□取り組み内容
・電力やガソリンなどのエネルギー使用量の削減を行っています。
・リユース、リサイクルを推進すると共にコンポスタを活用し、廃材、フードロスおよび残菜の削減を行っています。
・ダイバーシティ経営に向けた環境の整備を行っています。
問合せ:企画経営課
【電話】75-1213