- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県菊池市
- 広報紙名 : 広報きくち 令和7年1月号
■~冬でも注意したい高齢者の脱水~
脱水症状は暑い夏のものだと思われがちですが、高齢期は冬の時期も脱水の危険性があります。筋肉量の低下により、多くの水分が蓄えられないことや喉の渇きを感じにくいこと、食事量が減少傾向であることなどにより、気付かないうちに脱水状態になってしまうこともあります。
暖房器具を使用した室内では空気が乾燥し、自覚がないまま皮膚・鼻の粘膜や口の中の乾燥が起こりやすくなります。室内の湿度を適度に保つとともに意識して水分摂取を行いましょう。
1日に摂る水分の目安は、食事の時の水分摂取以外で飲み物から約1リットル必要です。白湯か水を時間を決め、できればコップ1杯分(200mL程度)を1日5~6回就寝前、起床時、入浴前後、外出前後、運動前後などに分けて少しずつ飲むことが大切です。
※水分の制限が必要な人は主治医に相談しましょう。
問合せ:高齢支援課地域包括支援係
【電話】0968-25-7216