- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県上天草市
- 広報紙名 : 広報上天草 令和7年2月号
■子どもを「SNS被害」・「盗撮被害」から守りましょう
1.SNSがきっかけでの小学生の犯罪被害者が過去最多
「情報流通プラットフォーム対処法」(令和6年5月改正:旧プロバイダー責任制限法)
2023年のSNSがきっかけで犯罪に巻き込まれた18歳未満の子どもは1,655人で、そのうち小学生は139人にのぼり過去最多になりました。
被害児童と被疑者との接点は、その多くが、被害児童からの「友達募集」などの投稿から始まっています。
このようなインターネット上の違法・有害情報などに対処するため法律が改正されました。主な改正点は、大規模プラットフォーム事業者に対する(1)対応の迅速化、(2)運用状況の透明化です。
トラブルや犯罪被害から子どもを守るために、少しでも異変を感じたら早めに最寄りの法務局または警察に相談しましょう。
2.児童ポルノ(高校生以下)被害者の16.9%が盗撮被害
「性的姿態等撮影罪・新設」(令和5年7月施行)盗撮被害は、人の移動の増加、生活環境の変化、春めく季節で高揚感が高まる3月~4月ごろから増加する傾向にあります。
盗撮画像は、いったんSNSにアップされると拡散が速く完全削除は不可能と言われています。
防止するためには、家族で盗撮事案のことを話題にして注意を高めるようにしましょう。
問い合わせ先:社会教育課生涯学習係
【電話】0969-28-3361