- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県上天草市
- 広報紙名 : 広報上天草 令和7年3月号
■3月18日は「春の睡眠の日」睡眠時間と睡眠休息感を確保して健康寿命を延ばしましょう
3月18日(火)は「春の睡眠の日」で、日本睡眠学会と睡眠健康推進機構が、睡眠健康への意識を高めることを目的に制定しました。3月は生活環境の変化がある人も多く、寒暖差も大きいため、質の高い睡眠をとることが大切です。
▽高齢者の睡眠の特徴
健康な高齢者でも眠りが浅くなり、中途覚醒や早朝覚醒が増加します。また、睡眠を妨げるこころやからだの病気があると、不眠症や睡眠時無呼吸症候群などのさまざまな睡眠障害が出現します。
▽良い睡眠には量(時間)と質(休息感)が重要
睡眠時間は長すぎても短すぎても健康を害する原因となり、朝目覚めたときに感じる休まった感覚(睡眠休息感)は良い睡眠の目安となります。起きて寝てのメリハリをつけることは、睡眠休息感を高めることに役立ちます。
▽高齢者の睡眠5原則(「健康づくりのための睡眠ガイド2023」より)
1 適度な長さで休息感のある睡眠をとりましょう(寝床に8時間以上とどまらない)。
2 光・温度・音に配慮した良い睡眠のための環境づくりを心がけましょう。
3 適度な運動、しっかり朝食、寝る前のリラックスで眠りと目覚めのメリハリをつけましょう。
4 嗜好品との付き合い方に気をつけましょう(カフェイン、お酒、たばこは控えめに)。
5 眠れない、眠りに不安を覚えたら専門家に相談しましょう。
一人で行う運動習慣も睡眠改善に有効ですが、集団で行う運動やレクリエーション活動も睡眠の質向上に寄与するため、各地区のかよいの場などへの参加も効果的です。良い睡眠のためにできることから始めましょう。
問い合わせ先:地域包括支援センター
【電話】0969-28-3378