- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県上天草市
- 広報紙名 : 広報上天草 令和7年10月号
上天草市で活躍する地域おこし協力隊のコーナー。日々の活動や暮らしを紹介します。
■岩本晃彦さん
皆さま、こんにちは。地域おこし協力隊の岩本晃彦です。
私はこれまでに、「祭りの期間中、商店街に人を呼び込む」という明確な活動指針と具体的な数値目標を掲げ、登立天満宮の地域行事を登立商店街活性化の起爆剤とすべく運営支援やプロモーションを続けてきました。
祭りと商店街の活性化を結び付けたのは、毎年7月に登立天満宮で開催される「うそかえ夏まつり」の開催時期は帰省客も多く、「神社に行くために、多くの人が商店街を歩く」という背景がありました。「地域行事(うそかえ夏まつり)を活用した商店街活性化と賑わい創出」。これが、私の活動テーマになりました。
そして、今年も7月24日(木)に「うそかえ夏まつり」が開催されました。今年、私が力を入れたのは、祭りに多くの人を呼び込むための宣伝でした。熊本のテレビ番組を使った宣伝やSNSを使った宣伝のほか、各所に祭りのポスターを掲示しました。見られた人も多いのではないでしょうか。また、登立小学校の学童の皆さまにも、宣伝音声の収録と祭りのポスター作りなどでご協力いただきました。おかげで今年の祭りは、地域と一体となって、準備していることをより一層感じました。
結果、今年のうそかえ夏まつりの来場者数は前年比15%増の約1,100名となり、登立商店街も多くの人で賑わいを見せました。
地域おこし協力隊での活動を振り返り、地域の方々、出店者、宮司や総代の皆さまの支援のおかげもあって、「登立商店街の活性化に貢献した!」と胸を張って言えると思います。そして何よりも、皆さまと協力して1つの目標に進めたことが、私の大きな財産になりました。
皆さまには、ご支援、ご協力、そして信頼に心から感謝申し上げます。残り任期も、登立商店街の活性化に全力を注いでいきますので、これからもどうぞよろしくお願いします。
