- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県合志市
- 広報紙名 : 広報こうし 令和7年8月号 第233号
(だんじょきょうどうさんかくすいしんこんわかいだより)
男女共同参画推進懇話会
平島 光子(ひらしま みつこ)さん
「男女共同参画とはなにか」を、はやりの生成AIに尋ねてみました。
「男性も女性も、互いを尊重し、性別にとらわれることなく、社会のあらゆる分野(職場、学校、家庭、地域など)で、それぞれの個性や能力を十分に発揮し、喜びや責任を分かち合うことができる社会を目指す考え方、またはその実現に向けた取り組みのこと」と答えてくれました。
私は、最も身近な社会分野は家庭だと思います。私の仕事は、個人向け営業職で、今までたくさんの夫婦とお話しさせてもらい、様子を聞いてきました。そこで気付いた円満な家庭の特長を紹介します。
・お互いに思いやりがある(商品を決めるときに、お互いの希望を優先したり、譲り合ったりしている)
・お互いの価値観を認め合う(ベテラン夫婦は長い時間をかけながら、近い価値観になっていったのかもしれませんが、価値観が違うのは当たり前で、その価値観を相手に押し付けすぎると不満が生まれるのかもしれません)
・感謝の気持ちがある(お互いの存在にも感謝しているように見えます。そして、その感謝を素直に受け取り、相手の喜びを自分の喜びのように感じているようです)
こう書き連ねてみると、円満な家庭とは最初に記載した『男女共同参画』の考え方が実践できている状態ではないかと思いました。
私も人生の先輩たちに学び、まずは家庭から、そして職場、地域へとその精神を少しでも広げていくことが私なりの男女共同参画推進になるのではないかと思います。