- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県合志市
- 広報紙名 : 広報こうし 令和7年8月号 第233号
■詐欺の電話やメールにご注意
◇事例1
+(プラス)から始まる番号から「総務省です。あなたの電話が2時間後に使えなくなります。1番を押して」と留守電が入っていた。折り返したが電話がつながらなかった。どういうことか。
(80代 女性)
◇事例2
電話会社から「請求についての重要なお知らせ」というショートメッセージが届いた。電話番号の記載があったので連絡すると「1年間の未納料金がある」と言われた。覚えがないというと「裁判所から訴状が届く」と言い電話が切れた。払わなければいけないのか。
(70代 男性)
◇事例3
警察官を名乗り「逮捕した容疑者の家を捜索したところあなたの銀行口座が資金洗浄に使われていることが分かった。容疑者はあなたから銀行口座を買ったと言っている」という。無料通話アプリに誘導され長時間調べられた。取引銀行を聞かれたが答えなかった。
(60代 女性)
◇解説
官公庁や警察、大手電話会社などをかたり電話やメールが届きます。電話やメールだけで請求などを行なうことはありません。金銭を請求されるだけでなく、知られていない個人情報を知られてしまう可能性もあります。お金の話や個人情報を聞かれた場合は詐欺を疑いましょう。
お金を払ってしまうと取り返すのは困難です。新たに知られた個人情報で次の被害につながる可能性もあります。また事例1のように折り返してしまうと高額な通話料がかかることがあります。
電話機には留守番電話機能や電話番号が表示される機能を付けるのも効果的です。電話会社によっては無料のサービスもあるようです。
詐欺かどうかの判断がつかない場合は、本来の電話番号を調べて確認するか、消費生活センターへ相談してください。
問合せ:市消費生活センター(安全安心課内)
【電話】096-248-5442
相談受付時間 平日 午前10時〜午後4時