くらし 地域の人権相談パートナー 人権よもやま話

人権擁護委員
赤坂 一矢(あかさか いちや)さん

私は、令和3年4月1日に人権擁護委員に委嘱されて5年目を迎えます。今回は、阿蘇大津人権擁護委員協議会(以下「協議会」)について紹介します。
協議会では、こども人権委員会、男女共同参画委員会、高齢者・障がい者人権委員会の3つの専門委員会を設けています。協議会の会議は、年1回の総会と全体研修会、各市町村の代表者から構成する常務委員会、企画を検討する企画委員会があります。
現在、人権擁護委員は51人(合志市9人)が委嘱され、人権相談や人権教室(幼稚園、保育園、小中高校、サロン、企業など)、SOSミニレター(小中学生の手紙による相談)、中学生を対象とした人権作文コンテストなどを行なっています。
また、広報誌『阿蘇大津人権だより』を年3回発行しています。私は人権擁護委員への委嘱と同時に、広報誌の編集員になりました。その後、編集委員長を引き受け、申し合わせで毎月開催する事務局会議に参加し、総会・全体研修会の司会進行役などを担いました。パソコンを扱うことが未熟で大変でしたが、編集委員長を1年3カ月務めることができました。
いじめや虐待、セクハラ、パワハラ、外国人に対する偏見や差別など、人権侵害に関する報道が後を絶ちません。私は、〝誰かが1番〟ではなく、外国の人にも日本人にも平等で、〝みんなが幸せに暮らせる社会〟を作ることが大切だと考えます。そのために、人権教室(勉強会)を通じて一人一人の人権意識を高め、差別や偏見のない社会にしたいと思っています。
人権教室の希望がありましたら、熊本地方法務局阿蘇大津支局まで連絡してください。

熊本地方法務局 阿蘇大津支局
【電話】096-293-2272

問い合わせ:人権啓発教育課 啓発教育班
【電話】096-248-2399