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■芸術が彩る秋のひととき
◇第47回玉東町文化祭
玉東町文化協会主催の文化祭が11月9日に中央公民館で開催され、小・中学生や文化協会員などの美術作品や書道作品が展示されステージ発表も行われました。
9日のステージ発表では、午前中に小学生による琴の演奏やオレンジはあとクラブで活動している太極舞、朗読などの発表があり、午後からは玉東中吹奏楽部による演奏、日本舞踊や町内コーラスグループの発表などがあり延べ約280人が訪れ会場は賑わいを見せました。

■こころのバリアフリー
◇山北小学校放課後子ども教室
11月14日、山北小学校1・2年生を対象に行った放課後子ども教室に、車いすバスケットボールを指導されている肢体不自由者の桒原泰喜さんと藤井輝行さんが来訪し、講師を務めました。児童から「車の運転はどうやってするの」「お風呂にはどうやって入るの」「どうして車いすに乗るようになったの」など、多くの質問にお二人はやさしく丁寧に答えました。子どもたちは実際にスポーツ用の車いすに乗り、車いすの操作に悪戦苦闘しながらもバスケットボールやおにごっこを体験し、楽しく学ぶ声が体育館に響き渡りました。最後にお二人から「障がい者の人を見かけ、困っておられたときは積極的に声を掛けてください。そして、お手伝いをしてください。」とアドバイスがあり、児童らは大きな声で返事をしました。

■ミカン香るウォーキング旅
◇玉東町JR九州ウォーキング
11月16日に玉東町でJR九州ウォーキングが開催され、県内外から357人の参加がありました。参加者はJR木葉駅をスタートし、山北八幡宮、年の神水源を巡り、最後にミカン狩りを楽しまれました。
参加者からは、「ミカンがとても甘くておいしい」「玉東町のおもてなしがすごい」といった声もあり、終始参加者の笑顔が絶えずとても好評でした。

■実りの季節を祝う
◇町内神社秋祭
11月9日西安寺白山宮、19日山北八幡宮で神様に収穫の報告と感謝を伝える秋祭が執り行われました。
秋祭では、両神社とも町の無形文化財である西安寺神楽保存会による神楽が舞われ、山北八幡宮では神幸行列が行われました。
西安寺白山宮と山北八幡宮で神事をした神主の伊牟田翔さんは「近頃は、秋なのに暑い日が続くなど異常でございます。災いがないよう祈念いたしました。神楽も西安寺神楽保存会一同、一致団結の元、奉納でき嬉しく思います。」と話しました。

■ありがとうを届ける
◇木葉昭和児童園職場慰問
11月22日、木葉昭和児童園の園児らが地域のために仕事をしている皆さんに感謝の言葉を伝える職場慰問が行われました。
子どもたちは、玉東町役場、安成医院、郵便局、消防署、駐在所など、歩いていける距離にある事業所をめぐり、自分たちが作った花の寄せ植えに、手紙や絵を添えて届けました。
たくさんの人との交流を通し、様々な仕事にも目を向ける機会となり、子どもたちは仕事への興味を示していました。木葉昭和児童園の園長先生は「各事業所の皆さん、お忙しい中、温かくご対応していただきありがとうございました。」と感謝を述べられました。

■木葉山を駆ける100人の走者
◇第1回木葉山トレイル2024
11月23日、「第1回木葉山トレイル2024」と題したトレイルランの大会が一般社団法人ぷらっとぎょくとうの主催で開催されました。この大会は、昨年6月に開催されたプレ大会の好評を受け開催されたもので、遠くは滋賀県、九州内では鹿児島県や福岡県などから約100人のランナーが参加しました。
コースは役場前をスタートし、木葉山登山道から松ケ平山頂を経由、梅林・稲佐地区に下山後、山口地区の鳥居から木葉山山頂を通過し、最後は役場を目指して下山する約11kmの起伏あるコースで行われました。
レースや景色を楽しんだ参加者からは「良い大会、良いコースなので末永く続けていただきたい。」という応援の声がたくさん寄せられました。
順位につきましては以下のとおりです。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■未来へつなぐ緑の贈り物
◇第27回 荒玉地域植樹のつどい
11月26日玉東町役場で、緑による潤いとやすらぎのある環境を整備するとともに、地域の緑化活動を促進することを目的に、玉名地域森林・林業振興協議会と町の共催で植樹のつどいが行われました。
当日は雨の中での植樹作業でしたが、町内2保育園の年長児41人が参加し、「常緑ヤマボウシ」1本「サツキ」45本を楽しみながら植樹しました。
この植樹をきっかけに、森林の有する多面的機能を理解する貴重な機会と捉え、今回植樹した苗木が、これから先も町内外の人から親しまれるよう成長を見守っていきます。