くらし 和水町タウンミーティングを開催しました(3)

Q.今回のタウンミーティングはいい取組みと思うが、今後の開催頻度や内容について。
A.今回初めて開催した。意見を踏まえ、次回以降の開催方法やテーマについて模索していく。

Q.タウンミーティングの若い世代の参加促進についての対策はあるか。
A.SNSを活用した情報発信等、参加を促す方法を検討する。

○定住促進、移住者支援について
Q.住宅環境の整備を行ってほしい。特に下水道の整備が必要ではないか。
A.現状では整備が十分でないが、課題として認識。今後のまちづくり施策に反映したい。

Q.南団地など公営住宅が古くなっているが、建て替えは検討しているのか。
A.建て替えは行わず、今の施設を長く使うよう修繕や改修を行う方針である。

Q.宅地造成によって、熊本市への通勤圏としての可能性を活かしてはどうか。
A.過去に町営による宅地造成を行っている。現在は民間事業者による開発に対し補助制度を整備し、複数の地区で整備が進められている。

Q.中間管理住宅事業(サブリース事業)の具体的な内容は。
A.町が空き家を借受け、改修を行い貸し出す取り組みである。令和7年度からの取組みで、現在空き家を公募中。若年層に限らず、移住希望者向けに改修し、募集する形。

Q.移住定住施策が進められているが、移住者同士の交流や地域住民とのつながりづくりを行ってほしい。
A.菊水ロマン館駐車場にある「移住定住支援センター」を中心に、交流の場や仕組みを検討する。

Q.通学支援でバス定期や原付バイクの購入補助が行われているが、JRも補助対象に入れてほしい。
A.本町を通っている公共交通(バス・タクシー)利用促進を第一に考えている。

○農業振興、環境保全について
Q.高齢の農業者への補助はあるか。
A.認定農業者等が農業機械等を導入する際に補助金を交付している。高齢の農業者に対する支援は検討課題である。

Q.エリアンサス(耕作放棄地活用)のような取組みへの支援は。
A.耕作放棄地解消に資するエリアンサス等の取組みは注目しており、今後の支援方法を検討する。

Q.竹林整備や竹チップ活用の事業化は検討しているか。
A.他自治体での成功事例を視察している。現在、民間からの提案もあっており、今後協議予定である。土壌改良や放置竹林対策として期待される。

Q.菊池川の河川敷の草刈り・整備をしてほしい。
A.国(菊池川河川事務所)の管理区域であるので、適切な管理を要望していく。

Q.野良猫が増えており衛生面が心配されるので、対応を強化してほしい。
A.猫に関しては、動物愛護法により捕獲することができないため、さくらねこ活動(不妊去勢手術)を実施中。ボランティア(協力者)の人数も多少ではあるが増えてきている。しかし、飼い主のいない猫は増加傾向にあるため、今後更にさくらねこ活動に協力いただくボランティア増員に努める。

○有害鳥獣対策について
Q.狩猟免許取得の際の支援を検討してほしい。
A.狩猟免許取得の助成制度があり、受講費用の一部を支援している。また、罠の貸出も実施している。

Q.イノシシ捕獲後の解体施設を整備してほしい。
A.県内の解体施設を調査・検討する。

○ふるさと納税について
Q.ふるさと納税の使い道と成果は。
A.いただいた寄附は主に給食費・保育料の無償化等の子育て支援等に活用している。子育て支援や人口減少対策に活用しており、令和6年の人口の社会増につながっている。

Q.ふるさと納税収入が急増した要因と今後の見通しは。
A.返礼品の磨き上げ、返礼品数の増加、米の需要の増加が要因である。今後も推進し、まちづくりに取組んでいく。

Q.ふるさと納税の出入り金額を明確にしてほしい。
A.令和6年度の本町への寄付額は約19億円、本町から他自治体へ出て行く額は492万円ほどである。

○町立病院について
Q.町立病院は、現在の入院・外来の病院ではなく、外来のみの診療所にしてはどうでしょうか。
A.現在は慢性期の患者を中心に受け入れている。地域医療の拠点として重要な施設と認識している。経営見直し等については、「経営強化プラン」を策定して取組んでいる。

■開催日ごとの参加者