- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県山都町
- 広報紙名 : 広報やまと 2025年3月号
■SDGs未来都市『山都町がつくる持続可能な世界』
◇九州ルーテル学院大学の学生から子ども地域食堂へ寄付が行われました!
2月22日、九州ルーテル学院大学の学生から「子ども地域・食堂あるもんで」に寄付金の贈呈が行われました。学生たちは子どもの貧困やフードロスなどの共通課題から「もったいないマルシェ」を開催し、売上を子ども食堂に寄付することで地域へ貢献したいという思いから取組みを始めました。寄付先の選定にあたっては、山都町SDGsアワードで子ども食堂の取組みを知った坂根シルック准教授から学生たちに紹介したことがきっかけとなりました。地域食堂代表の藤本氏は、「皆さんが共感してくださりマルシェを開くなどの活動を見ることができた。知り合えたことが一番嬉しい、本当にありがとうございました。」と話されました。
◇私のSDGsを紹介します!「パスレル×SDGs」
今回は、山都町総合体育館パスレルの管理運営を行っている「パブリック・シンコースポーツ共同企業体」の三浦浩志施設長にお話を伺いました!
●1月にフードドライブを実施されたようですが、始められたきっかけや取組みの内容などを教えてください。
私たちの施設では、地域貢献の一環として、社会課題解決に貢献していくことを考え取り組んでおります。そのひとつとして、食事に困っている方、食品破棄への削減に目を付けました。この取組みを通じて、困っている方へ少しでも寄り添ったり、一人でも多くの方が食べ物を無駄にしない気持ちが育まれればと思っております。初めての取組みでしたが、館内での告知やチラシ配布等をさせていただいたところ皆様にご賛同いただき、体育館を利用される際にご家庭で余った食品を持って来ていただきました。
また、皆様からご寄付いただいた食品は、先日「子ども・地域食堂あるもんで」様にお渡ししました。 4月からも1年を通じて実施を予定しており、子ども食堂に月1回提供できればと考えています。
●その他、実践されているSDGsに関する取組みなどがあれば教えてください。
節電・節水を心掛けているほか、「エコキャップ運動」も実施しています!これは、ペットボトルキャップをリサイクルすることで、CO2抑制とその売却益でワクチン等を海外に届ける活動です。
また、4月には、車椅子バスケットボール・ボッチャ・ゴールボールの協会の方に来ていただき、パラスポーツ体験イベントを実施予定です。皆様ぜひ体験にお越しください!
●最後に、町民の皆様へコメントをお願いします。
パスレルを利用される皆様、フードドライブにご協力いただき誠にありがとうございました。
私たちは、皆様に愛される施設づくりを目標に励んでおります。一人でも多くの方が笑顔になれるように、地域貢献や地域に協力してまいりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!
★フードドライブとは?…家庭で余った食品を集めて、福祉施設や子ども食堂などに寄付する活動です。食品ロスを減らし、必要な人々に食品を届けることを目的としています。
山都町SDGs2030年基本目標
「山都町SDGs2030年基本目標」に掲げている10個の目標をひとつずつ紹介していきます。
[Goal3]資源を大切に活用できるまちになる
(8)自然エネルギーを活用したエコなまちをつくる
~私たちができるSDGs~どれだけ出来ているかチェックしてみよう♪
□使っていない部屋はこまめに消灯する。
□町産の木材を生活に有効活用する。
□月に1回、家庭の電気を消してライトダウンを楽しんでみる。
問合:山の都創造課
【電話】72-1158